現時点において、世界で建設予定と発表されているウェイブプールの中で使用する造波装置のお披露目がまだ行われていないのはホワイトウォーター社のエンドレスサーフ。
ウェイブガーデン社のザ・コーヴ、AWM社のパーフェクトスウェル、サーフレイクス社、ケリー・スレーターのサーフランチ、PSSCと多々ある中で、唯一ベールに包まれているのがエンドレスサーフというわけです。
今回の記事は、エンドレスサーフ搭載ウェイブプールがサウジアラビアで来年2024年10月オープン予定というニュースをお届けします。
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そもそも論としてサウジアラビアでウェイブプールがオープンしても、日本人が入国できるのかと思う方がいるかと思いますが、サウジアラビアは2019年に日本を含む49か国に対し観光ビザを解禁しました。
サウジと言えば世界的な産油国であることから、オイルマネーで潤っていたので観光などと言った産業に頼る必要もなかったのでイスラム教徒以外の入国が難しい国でした。
でしたが、将来的には石油が枯渇するとか、燃料を電気へシフトしていくなどと将来的な不安を抱えて観光産業に目を向け、立ち上げた大規模プロジェクトが「キディヤ(Qiddiya)」。
首都リヤドから45キロの距離に建設されているキディヤは、エンターテイメント、スポーツ、アートの世界的首都を目指しているそうです。
その中のウォーターパークにおける目玉として建設されるのが、エンドレスサーフ搭載のウェイブプールとなります。
エンドレスサーフと言えば、これまでにベトナムを始めとし世界各地でのウェイブプール建設を発表していますが、まだ一般オープンした場所はありません。
もしかしたらサウジでのオープンが世界初になるかもしれませんし、サウジではどれほどの規模のプールになるのかなど興味が尽きません。
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