Photo: WSL / KIRSTIN SCHOLTZ

2024年2月22日~3月2日にウェイティングピリオドが設定されているパリ五輪の最終選考となるISAワールドサーフィンゲーム。

会場はカリブ海に浮かぶアメリカ自治領のプエルトリコとなっています。

同イベントには、すでにオリンピック出場権を得たサーファーは出場義務が課せられていて、最近になって新たな条件が設けられたそうです。

今回の記事は、2024年ISAイベントに関して出場サーファーに課せられた要件に関するニュースをお届けします。


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オリンピックのサーフィン競技を管轄しているのは、ワールドツアーを運営するWSL(ワールドサーフリーグ)ではなくISA(国際サーフィン連盟)。

ということで、ISAがパリ五輪の出場基準を更新したとInertia誌が報じています。

特にプレスリリースがあった様子もないのですが、実際に指摘されている内容は公式ドキュメントに記されていて該当部分の内容は以下の通り。

Surfer must accept the nomination of his or her
NF to take part, and must actually take part in good faith

(2024年ISAイベントに出場するサーファーは)自国内の競技団体からの出場指名を受けなければならず、イベントには誠意をもって参加すること

上記声明を読んだ大半の方は、何を当たり前なことと思うかもしれません。

なのですが、東京五輪前のISAイベントでも出場義務がありながら、ラウンド1にだけ出場して義務を果たし、ヒートを勝ち上がっていながらもイベントを棄権するサーファーが結構いたのです。

ギャラリーとしては、ビッグネームのサーフィンを間近で見られることが楽しみであり、ISAとしては集客に繋がるのにいなくなったのでは堪ったものではないので追記されたのでしょう。

さて、2024年ISAイベントでは優勝したサーファーの国が出場枠を1枠増やすことになるので、その辺も注目のポイントとなります。

メンズでブラジル選手が優勝すればガブリエル・メディナ、ウイメンズでオーストラリア選手が優勝すればステファニー・ギルモアといったスター選手の出場が叶う可能性がありますので。

2月終わりからのISAイベントの行方を楽しみにしたいところです。

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