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via youtube

昔は珍しくなかったサーフボードシェイプを手掛けるプロサーファー。

CTサーファーがシェイパーであったりした時代もあり、実際にスラスターを考案したサイモン・アンダーソンもワールドツアーイベントの舞台でお披露目したスラスターが現在のスタンダードになっていますし。

後にプロサーファーとシェイパーは分業となるケースが多くなったのですが、昔の流れを再び汲むようになったのが主に南カリフォルニアのサーファーたち。

ライアン・バーチやデリック・ディズニーなんかも最たる存在ですね。

今回の動画は、ライアン・バーチやデリック・ディズニーなどによるオルタナティブ系ボードでのフリーサーフィン映像をお届けします。


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動画に出演しているサーファーは以下の通り。

*ライアン・バーチ
*デリック・ディズニー
*コビー・ヒューズ

こんなメンバーと言う事で、乗っているサーフボードが非常に興味深いです。

デリックはセルフシェイプによるツインキールフィッシュで、ライアンとコビーはライアンが手掛けるサーフボードモデルで以下の通り。

上記写真のモデルは「Parallelogram」で、ライアンの師匠的存在であるカール・エクトロムからインスパイアされたアシンメトリーだけどクロスバランスの取れたシンメトリーというデザイン。

続いてのコビーが抱えているモデルは「Pickle Fork Twin」で、こちらはアシンメトリーのハイパフォーマンスボードだそうです。

ちなみに、左右非対称となるアシンメトリーというモデルが誕生した理由は、前方と後方では体重の掛け方が変わるため。

人間の足首は前方へと曲げる事はできるものの、後方へは曲げる事ができないためです。

アシンメトリーと言うと奇抜な印象を受けがちですが、実は体のメカニズムを重視した機能性に溢れるデザインであることが分かりますね。

言って見れば、より高いパフォーマンス性能を追求した結果とも言えます。