2023年シーズンのCT(チャンピオンシップツアー)を9位でフィニッシュしたレオナルド・フィオラヴァンティ「Leonardo Fioravanti」(25歳)。
来年のパリ五輪の出場権を獲得していますし、イタリアが誇るCTサーファーですね。
そんなレオのここ最近のトレーニンググランドとして定着しているのがスイスのウェイブプール「アライアベイ」。
今回の動画は、レオナルド・フィオラヴァンティによるアライアベイでのエアキャンプ映像をお届けします。
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周囲はアルプス山脈を望むエリアに建設されたアライアベイ。
言わずと知れたウェイブガーデン社の造波装置「The Cove(ザ・コーヴ)」を搭載したウェイブプールです。
そのアライアベイを舞台に、レオが練習に取り組んでいるのはエアリアル。
プロサーファーによるエアリアルの練習場所としては、これ以上ないというほどプールはベストですね。
エアリアルのバリエーションはサーファーの得意不得意など個性が出るところで、まずレオが取り組んでいたのはバックフリップとのこと。
SNSでは「ハーフバックフリップを初メイクしたよ」と紹介しています。
個人的に印象的なのは、グラブでサーフィンだとスロブ(つま先側の前の手)が多いのですが、レオはインディ(つま先側の後ろの手)が多く感じます。
また、エアリバースではテールハイもやっているのですが、グラブしながらの水平スピンを狙ってるケースが多いような。
なにはともあれ、CTサーファーによるエアーの反復練習は非常に興味深く、なおかつコンテストシーンの進化にも繋がるのではと今後が楽しみになってしまいます。