Photo by Brent Bielmann/World Surf League

現地時間2024年2月20日(ハワイ)、オアフ島ノースショアのサンセットビーチが会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント第2戦「Hurley Pro Sunset Beach」が開催。

イベント3日目となった本日は、これまでのメンズ開催と打って変わり、ウイメンズのラウンド1~3までのフル開催となりウイメンズのクオーターファイナリストが出揃いました。

今回の記事は、2024年ハーレープロサンセットのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

イベント期間残り3日というタイミングにして、ようやく開催となったウイメンズラウンド。

本日のトータルハイエストスコア14.83をマークしたのはブリッサ・ヘネシー。

ブリッサはオリンピック関係でコスタリカ代表となっていますが、それ以前はハワイアンサーファーとして活動していたのでホームイベント。

そしてサンセットのようなビッグウォール系に強いパワーサーファーで、ラウンド3も勝ち上がりイベント最終日に残ったので今イベントの優勝候補の一人と言えるでしょう。

シングルハイエストスコア9.17をマークしたのはベティルー・サクラ・ジョンソン。

バレルをメイクしてから相当ホローなエンドセクションでスナップしてのフィニッシュは強烈なインパクトがありました。

個人的には過去のクラマスイベントのファイナルで、ステファニー・ギルモアが見せたパフォーマンスを彷彿させられました。

本日大きな話題となったのは、ツアールーキーのソイヤー・リンドブラッドのパドルバック中のインターフェアコール。

通常であればテイクオフ時にコールされる事が大半のインターフェアですが、本日はパドルバック中のソイヤーに下されることに。

理由としては、ライディング中だったガブリエラ・ブライアンのライン上にいた事でスコアポテンシャルを潰してしまったため。

ただし、WSLサイドとしてはソイヤーの行為は意図的ではなかったとの判断で、ペナルティは課せられたものの2ndハイエストスコアをハーフスコアにカットと軽微なペナルティでした。

SNSのコメント欄では、意図的だったかどうかについては賛否両論となっていて意見が真っ二つに割れています。

個人的には後味が悪くなる可能性を考えたら、ソイヤーは波がブレイクしている方向に向かって行けば良かったのにと思います。

ただし、波がブレイクしている方に向かえば巻かれることになり、時間勝負のコンテストなのでショルダーに向かうコースを選んだように感じました。

番狂わせとしては、昨シーズンにトップ5入りしたタイラー・ライトがラウンド3でイザベラ・ニコルスに敗退。

本日のヒートでは最もトータルスコアが高く接戦となった末の結果であり、タイラーのトータル13.27と言うスコアは他のヒートであれば勝ち上がった可能性が極めて高かったほどでした。

最後になりますが、ウイメンズのクオーターファイナリストはヒート順に以下の通り。

*モリー・ピクラム
*レイキー・ピーターソン
*ケイトリン・シマーズ
*ブリッサ・ヘネシー
*キャロリン・マークス
*ジョアン・デフェイ
*イザベラ・ニコルス
*ベティルー・サクラ・ジョンソン

本日の結果

ハイライト動画

波予報

イベント最終日は現地時間の明日21日の予定となっていて、波のサイズは最大セットで12フィートほどのオフショアコンディションの予報となっています。

まとめ

日本とハワイの時差は19時間で、日本が19時間進んでいます。

次なるファーストコールとなる現地時間の2月21日午前7時45分は、日本時間では2月22日午前2時45分となります。

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公式サイト「Hurley Pro Sunset Beach

2024年ハーレープロサンセットの過去記事

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