現地時間2024年3月31日(オーストラリア)、ビクトリア州のベルズビーチがメイン会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント第4戦「Rip Curl Pro Bells Beach」が開催。
イベント4日目となった本日は、ベルズボウルに戻りメンズとウイメンズのクオーターファイナルのみが開催となりました。
今回の記事は、2024年リップカールプロベルズビーチのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。
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イベントレポート
ウイメンズ
本来であれば今日終わらせたかったと思いますが、あまりにもセット間が長い時間帯があったりと厳しいコンディションだったのでクオーターファイナルのみで切り上げた本日。
本日のウイメンズでシングルハイエストスコア8.50をマークしたのは、ブリッサ・ヘネシーとケイトリン・シマーズの2人。
ただ、この2人の波に対するアプローチは全く違う点は非常に興味深いところ。
波のパワーを引き出すようなケイティに対し、パワーでねじ伏せるようなブリッサのライディング。
安定してスコアを出すと言う点においては、ベテランのブリッサのようなライディングの方が強いかなと感じます。
トータルハイエストスコア15.83をマークしたのもブリッサとなっています。
さて、セミファイナリストに残ったのは、ジョアン・デフェイ、ブリッサ・ヘネシー、キャロリン・マークス、ケイトリン・シマーズの4名。
今日と似たようなコンディションでイベント最終日開催となれば、ブリッサが強いのかなと感じます。
本日の結果
メンズ
ヒートによってコンディションが目まぐるしく変化した本日、コンディションに翻弄されたと言えるのがディフェンディングチャンプのイーサン・ユーイング。
イーサンはツアールーキーのコール・ハシュマンドと対戦し、イーサンが同ヒートで乗った波数は1本のみ。
対戦相手のコールもまた2本のみと言う波運に見放されたヒートにより、イーサンは実力を出す場もなく敗退に終わる結果となりました。
本日のトータルハイエストスコア16.90とシングルハイエストスコア8.50をマークしたのはグリフィン・コラピント。
フェイスがバンピーで難しそうなコンディションの中、まるでアクション系のローワーズの波に乗っているかのようにパントも入れるパフォーマンスを披露。
そしてヒート序盤で8ポイント台を2本揃えてしまい、あっさりとハイスコアで逃げ切り勝利となりました。
おおよそ小波のベルズボウルでのライディングとは思えないようなパフォーマンスでしたが、波が良かったのかはたまたグリフィンの調子が良すぎたのか!?
セミファイナル進出を決めたのは、マシュー・マギリヴレー、コール・ハシュマンド、グリフィン・コラピント、和井田理央となっています。
本日の結果
ハイライト動画
今後の波予報
明日4月1日は風向きが悪く小波という予報である事から、すでにレイデイ(Layday:コンテストのオフ日)になると発表されました。
予報では2日もスモールコンディションとなっていて、多少サイズアップするのは3日から。
ただし、3日と4日は風向きが悪い見込みなので、予報通りとなればイベント最終日の開催はホールディングピリオド最終日の5日になると見られます。
残念ながら波のサイズ的には本日とほぼ同じなのですが。
まとめ
日本とビクトリア州では2時間の時差があり、ビクトリア州が2時間進んでいます。
次なるファーストコールとなる現地時間の4月2日午前7時45分は、日本時間では同日午前5時45分となります。
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公式サイト「Rip Curl Pro Bells Beach」