blank
via youtube

11×ワールドチャンピオンと言う異常な記録を誇るケリー・スレーター「Kelly Slater」(52歳)。

先日のミッドシーズンカットに引っ掛かりCTのフル参戦からは身を引くことになりましたが、自分の好きな会場だけはワイルドカード出場するという離れ業でコンテストにはスポット参戦します。

そんなケリーの昔のサーフムービーを何気なく見て、あまりのレベルの高さに驚かされ紹介したくなりました。

今回の記事は、テイラー・スティール監督作「Campaign2(キャンペーン2)」の裏話やケリーパート動画などをお届けします。


スポンサーリンク


90年代から00年代までハイパフォーマンス作品を毎年リリースしていたテイラー監督。

そのテイラー監督による2005年にリリースされたキャンペーン2が今回取り上げる作品で、同作品の撮影自体は今から20年前の2004年に行われた事でしょう。

サーファーのアスリート化やボードの進化により、サーフィンのレベルは時代と共に着実に上昇しているはずです。

そんな背景を考えた上で今回のケリーパートを見るとパフォーマンスレベルに唖然とさせられることでしょう。

動画冒頭のストレートエアーのツイークで、通常とは逆方向に振るクリエイティブな面も面白いですし半端じゃないです。

今も昔もサーフムービーと言うと、「サーファーベース」もしくは「ロケーションベース」のどちらかの編集となります。

「サーファーベース」とは、撮影場所は問わず1人のサーファーのライディングを集めたもの。

「ロケーションベース」とは、サーファーは問わず1つのサーフエリアで撮影されたライディングを集めたもの。

テイラー監督作はサーファーベースの作りで、ベストなパフォーマンスを見せたサーファーがトリを飾るのが定番で、誰が作品のトリを飾るのか毎回注目されていました。

そしてキャンペーン2では、プレミア試写会の段階でのトリはケリーだったとか。

試写会を終えると、ケリー本人とアンディ・アイアンズが「ケリーがトリを飾るはおかしい」と告げてきたそうです。

そして2人がトリに相応しいとテイラーに告げたサーファーがシェーン・ドリアンで、シェーンパートがトリを飾ることになりました。

この時のシェーンパートの際立った点は、チョープーのモンスターウェイブでのトウインサーフ。

狂気のチャージは必見です。