ビッグスウェルの到来によって沸いた6月4日のインドネシア。
バリ島でビッグバレルイベント会場となっているパダンパダンも炸裂となり、現地にはオアフ島ノースショアのパイプラインチャージャーとして知られるコア・スミス「Koa Smith」(28歳)の姿も。
そして素晴らしいバレルライドを見せたのですがドロップイン(前乗り)の方が話題となることに。
今回の動画は、コア・スミスによるバリ島パダンパダンでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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ハワイアンプロサーファーと言う事でパイプラインチャージャーとして知られるコア。
また、世界中のバレルハントをするグーフィーフッターと言う事で、レフトバレルのスキルにおいては世界トップレベルと言って過言ではないでしょう。
そんなコアがパダンパダンで見せたパフォーマンスに「Koa Smith Puts on a Clinic at Padang Padang(コア・スミスによるパダンパダンでのバレル講座)」とのタイトルを付けて公開されているのが今回の動画。
なのですが、動画のコメント欄で盛り上がることになったのは、バレルライドのスキルよりもコアによるドロップインの方となっていて、賛否両論の渦を巻いています。
コメント欄の視点は2つあり、1つはシンプルにコアがドロップインしていると言う点、もう1つはコアがドロップインしているのは奥のサーファーが抜けられないポジションであるという点。
リーフブレイクやポイントブレイクのようにピークがほぼ一定の場合はよくある問題で、サーファーは基本的に自分の実力を考えて出来るだけディープでありながらファーストセクションを抜けられる場所にポジショニングします。
そのため、自然と上手いサーファーの方が奥のポジションを取ることになり、常にプライオリティを持つことになります。
悔しいのですが上手いサーファーの方がスピードが速いので、よりディープなポジションを取れるためです。
これがサーフィンが実力主義と言われる所以ですね。
なのですが、常にプライオリティを取られるとセットに乗れないので、悔しくて自分より上手いサーファーよりも奥のポジションを取り、セットに乗るもののファーストセクションで捕まるサーファーが結構いるのも事実。
そのため、この動画を見ただけではコアがただドロップインしているだけなのかどうかの判断を下すのは非常に難しいと言えます。
ただ、バリ島ほど混雑しているエリアではドロップインしないと良い波に乗れないのも事実なので、実際のところはどうなのでしょうか!?