現地時間2024年6月6日(エルサルバドル)、ライトのポイントブレイクのプンタロカをメイン会場としたCT(チャンピオンシップツアー)第7戦「Surf City El Salvador Pro」が開幕。
イベント初日となった本日は、メンズのラウンド1、ウイメンズのラウンド1~2が開催されました。
今回の記事は、エルサルバドルプロのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。
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イベントレポート
ウイメンズ
ウイメンズラウンドから始まり、メンズと交互で開催となった本日。
ウイメンズで本日エクセレントレンジに達したライディングは1本のみで、それは8.00をマークしたタティアナ・ウェストン・ウェブのラウンド2でのパフォーマンス。
ラウンド1では2位敗退となりラウンド2送りとなったものの、ラウンド2では本日のシングルハイエストスコアをマークしてラウンドアップを決めました。
ラウンド1でトータルハイエストスコアとなる13.90をマークしたのはモリー・ピクラム。
オージーらしいパワーサーフィンとクリティカルセクションを攻めるアプローチで、7.90をマークしてのトータルスコアでした。
モリーはエアリアルの得意な若手ガールズとして注目を浴びた存在なので、個人的にはエアーもレパートリーに入れてほしいと感じてしまいます。
まぁ、ターンでハイスコアが出るジャッジ基準と言う現状を考えると、リスクを取ってエアーを入れる必要がないのも分かりますが…。
ウイメンズはラウンド2まで開催したということで、すでにイベント敗退者が4名出ました。
ヒート順に、レイラニ・マッゴーナグル、ソイヤー・リンドブラッド、レイキー・ピーターソン、タイラー・ライト。
本日の結果
メンズ
ラウンド1のみの開催となったメンズラウンド。
本日のシングルハイエストスコア8.87、そしてトータルハイエストスコア16.64をマークしたのはヤゴ・ドラ。
シングルハイエストとなった8.87では、まずはバリアルを入れ、そしてフィニッシュではフルローテーションと2種類のエアリアルをメイクしました。
バリアルはこれまでのコンテストシーンを見るとあまりスコアに反映されないマニューバなので、それでも仕掛けた点を考えると魅せるパフォーマンスだなと感じました。
バリエーションに関してはフロントサイドのサーファーの方が幅広くなり、2ndトータルハイエストをマークしたのはイエロージャージ着用のジョンジョン・フローレンス。
ジョンジョンはシグネチャームーブのレールゲームに加え、ストレートエアーとエアリバースを入れたライディングで8.50をマーク。
こういったアクション系のブレイクでは、パワーとパントの両方でバランスの取れたライディングが映えますし、見ていてエキサイティングですね。
ヤゴとジョンジョン以外でエクセレントレンジ(8~10ポイント台のスコア)をマークした残り1名のサーファーはジャック・ロビンソン。
ジャックロボのスコアは8.33で、こちらのライディングの構成はエアリアルは単発となっています。
コメント欄で現代版ブルース・アイアンズとあり、言われてみればブルースのグラブにやけに似ていると感じてしまいました。
本日の結果
ハイライト動画
波予報
明日7日はわずかにサイズダウンとなるものの、明後日8日からは再び本日と似たような5~7フィートへと持ち直します。
また、8日と9日は風向きも合いコンディションが良く、公式波予報サイトのサーフラインも開催確率が高いと予想しています。
ということで、予報通りとなれば8~9日でイベントを終わらせる可能性が十分にあると思います。
まとめ
エルサルバドルと日本の時差は15時間で、日本の方が15時間進んでいます。
現地時間の明日6月7日午前6時半時のファーストコールは、日本時間は6月7日午後9時半となります。
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公式サイト「Surf City El Salvador Pro」