Photo: WSL

昨日2024年6月13日にインドネシアのニアス島で終了となったQS(クオリファイングシリーズ)5,000イベント「Nias Pro」。

ビッグスウェルがタイミングよくヒットした事で、とてもQSイベントとは思えないほど素晴らしいバレルコンディションに恵まれました。

通常のQSイベントは「shitty wave(クソ波)」コンディション開催が大半なので、非常にレアであったと言えますね。

今回の記事は、イベントレポートや炸裂した日の波情報、そして波が炸裂してからのイベントハイライト動画などと言ったイベント情報をお届けします。


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現在もニアスプロは開催されていますが、こちらはジュニアイベントとなっていて、QS5,000は昨日終了となりました。

話題のスウェルが入り出したのはイベント4日目となった6月11日の事で、サーフラインによると正午になると8~10フィートに到達。

イベント5日目となった翌日12日は午後3時まで8~10フィートをキープし、その後は徐々にサイズダウンしていく事に。

そしてイベント最終日となった昨日13日は、朝から4~6フィートとなったものの、スローコンディションながらも時おり良さそうなセットも入るといった感じでした。

アジアでのQSイベントと言う事で日本人サーファーも数多く出場していて、イベント最終日まで残っていたのはメンズの伊東李安琉、ウイメンズの佐藤李の2名。

とても印象的だったのが伊東のバレルスキルの高さで、スローヒートとなったセミファイナルでは1本しか波に乗れずに敗退。

ですが、ヒートのシングルハイエストスコアとなる9.70をマークしていて、プライオリティを持ちビッグセットを待ち続けていたので、波運に恵まれず敗退したという印象でした。

Photo: WSL

さて、今イベントで最も注目されていたのは、ジョシュ・カーとシエラ・カーによる親子優勝の可能性について。

二人共にイベント最終日まで残っていたためで、父親のカージーはファイナル、娘のシエラはセミファイナルで敗退となりました。

ただ、カージーの優勝とはならなくて良かったかなとも感じました。

いくらカージーが元CTサーファーとは、現役を退いて7年も経つサーファーに現役世代が破れてしまうのは何だか夢がないですし…。

何はともあれ、CTイベントでもここまでのコンディションで開催される事は少なく、貴重と言えるイベントハイライト動画をチェックして見て下さい。

イベント4日目ハイライト

イベント5日目ハイライト

イベント6日目(最終日)ハイライト

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