Photo: WSL

現地時間2019年4月8日(オーストラリア)、ゴールドコーストのスナッパーロックスをメイン会場とするCT初戦「Quiksilver Pro Gold Coast(クイックシルバー・プロ・ゴールドコースト)」と「Boost Mobile Pro Gold Coast(ブースト・モバイル・プロ・ゴールドコースト)」が終了。

メンズはイタロ・フェレイラ、ウイメンズはキャロリン・マークスの優勝でワールドツアー開幕戦は幕を閉じました。

今回の記事は、クイックプロ@ゴールドコーストとブーストモバイル@ゴールドコーストのイベントレポート、動画、最新CTランキングなどといったニュースをお届けします。


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昨日7日(日曜)がイベント最終日になると考えられていたCT初戦。しかし、メイン会場であるスナッパーロックスでの開催を狙ったものの、コンディションが良くなく昨日はオフ。

最終的に再びDバー(デュランバー)に戻り、本日は予報通りにサイズダウンしてしまったもののイベントを終了させました。

ちなみに、バックアップ会場で全日程を行ったCTイベントを見たのは初めてでした。

Quiksilver Pro Gold Coast(クイックシルバー・プロ・ゴールドコースト)

クオーターファイナルからスタートした最終日のメンズ。比較的順当と言った感じで、ジョンジョン・フローレンス、コロヘ・アンディーノ、イタロ・フェレイラが勝ち上がる中、ガブリエル・メディナはジョーディ・スミスを相手にここで敗退。

ジョーディは7.50ポイントをマークしたりと調子が良かったものの、ガブリエルがいつもの調子ではないといった印象が強かったです。

常に絶好調をキープするのは難しく、「どこで調子をピークにもっていくか」とは良く言われるセリフ。ガブリエルにとってイベント前半戦がピークとなってしまったのかもしれません。

セミファイナルでは、ヒート1でコロヘがジョンジョンを僅差で撃破。ジョンジョンは半年振りのワールドツアー復帰戦だったので、かなり好成績だったと言えます。

もともとツアー開幕戦は苦手なのかあまり結果を残していなく、2017年にマークしたクイックプロ@ゴールドコーストの時と並ぶ3位という自己最高位ですし。

とても興味深かったのが、ジョーディとイタロのヒート2。ジョンジョンとコロヘのヒートのトータルスコアが10ポイントに満たなかったのに対し、ヒート2のトータルスコアは15ポイント前後とハイスコアの戦いとなりました。

ヒートハイエストスコアとなったのは、ジョーディによる8.67。一方、イタロはトータルスコアで8ポイント台と7ポイント台を揃えることで、トータルスコアで勝る結果となることに。

今イベントでのジャッジを見ていると、単発のエアリバースの場合はフルローテーションではないと4~5ポイント台とかなり厳しいスコアとなっています。

コロヘとイタロという組み合わせとなったファイナル。コロヘはすでに経験豊富なCTサーファーながら、これまでCTイベント優勝経験はなし。一方のイタロは、昨シーズンに3勝を上げています。

ファイナルのヒート展開は、中盤からは大きなスコア差はないものの、コロヘがリードし、ヒート残り2分までコロヘがリードをキープしていたので、コロヘの初優勝か思ったところでイタロがテイクオフ。

ミドルセクションで割れる腰サイズだったものの、イタロはエアリアルを狙い、ほとんど高さがないながらもフルローテーションまで回し切って着地をメイク。

そのエアリバースで7.07をスコアし、イタロがCT初戦のクイックプロを大逆転で制する結果となることに。イタロはエアショーも制したので、Dバーで2勝となりました。

ただ、ネットでは賛否両論で、「イタロのラストウェイブのスコアが高すぎ」やら「イタロは同じエアーを繰り返してるだけ」などといった辛辣なコメントもあります。

CTサーファーの中でもコンテストでフルローテーションをメイクできるサーファーは限られていて、それだけ難易度が高い事をやっているのでジャッジから評価されているのだと個人的には思います。

ですが、明確なスコアの線引きができないコンテストサーフィンのスコア。そのため、人それぞれ感じ方が違うのもまたコンテストの面白さだと感じました。

ヒート結果

Boost Mobile Pro Gold Coast(ブースト・モバイル・プロ・ゴールドコースト)

セミファイナルからスタートしたウイメンズは、ヒート1でキャロリン・マークスとマリア・マニュエルが対戦。

キャロリンはバックサイドで得意の縦へのアプローチからのスナップを繰り返し、ヒートをリードする展開に。ヒート残り2分の時点で、マリアは逆転可能な波をキャッチ。

しかし、エンドセクションへのアプローチのタイミングが遅れ、ラストマニューバをメイクしたもののスコアは伸びずに敗退となりました。

ヒート2では、今イベントでプログレッシブなマニューバにトライし続けるカリッサ・ムーアとサリー・フィッツギボンズが対戦。

ただ、二人共にブローテールやエアリアルを入れるものの、メイク後のトランジションでフローが途切れることがほとんどでハイスコアに繋がらず、ターンのみのライディングの方がジャッジからの評価は高かったです。

そうは言うものの、今後はウイメンズでもカリッサやサリーのように新たなトリックのレパートリーが増える事は間違いないので、ベテランの二人がトライする姿はウイメンズの未来を感じます。

ヒート結果については、やはりターンで7ポイント台をスコアしたカリッサがサリーを破りました。

ファイナルは、3×ワールドチャンピオンのカリッサ、昨シーズンに史上最年少のワールドツアー入りを決めたキャロリンという好カード。

キャロリンはこれまで同様に、ハイスコアの出やすいライディングを繰り返し、エクセレントレンジには達しないまでも6ポイント台と7ポイント台をスコア。

まさにコンテストマシンといった感じで、個人的には正直言って見ていて飽きてしまいます。しかし、17歳にして勝つことに徹したサーフィンを狙い、高い確率でジャッジ受けの良いマニューバをメイクするスキルの高さには脱帽です。

結果的に、キャロリンが自身初となるCTイベント優勝を果たし、ランキングトップのみに着用が許されるイエロージャージ獲得となりました。

ヒート結果

ハイライト動画

最新CTランキング

ワールドツアー初戦という事で、今イベントの結果がそのままCTランキングとなっています。男女共にトップ10は以下となります。

メンズ

ウイメンズ

まとめ

次なるCT第二戦の会場となるのは、同じオーストラリア国内のVIC(ビクトリア)州ベルズビーチ。

イベントのウェイティングピリオドは4月17~27日の設定となっています。

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公式サイト「Quiksilver Pro Gold Coast

公式サイト「Boost Mobile Pro Gold Coast

2019年CT初戦の過去記事

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