飛行機を利用した海外サーフトリップにおいて、サーファーにとって悩みの種であるサーフボードチャージ。

航空会社によって「超過受託手荷物」や「スポーツ用品」などと呼ばれていて、追加料金の対象になることが多いためです。

特に過去20年ほどでサーフボードチャージを有料に切り替えた航空会社は多々あるのですが、その流れに変化が見られたかもしれません。

今回の記事は、ハワイアン航空による日本路線でのサーフボードチャージ無料化に関するニュースをお届けします。


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ハワイアン航空における日本~ハワイ間のフライトにおいて、従来までのサーフボードチャージは以下の通り。

*日本発便:11,000円
*米国発便:75米ドル

上記の料金は、三辺の和が292cm/23キロ以内と言う条件を満たしている場合のケースです。

なのですが、2025年1月8日から三辺の和が292cm以内のサーフボードバッグも追加料金の対象とならない受託手荷物に分類されると発表されました。

つまり、ハワイアン航空の場合は受託手荷物は2個まで無料預けとなるので、サーフボードバッグとスーツケースで計23キロ以下であれば追加料金は掛らなくなります。

さて、個人的な体感として過去20年ほどでサーフボードチャージを課す航空会社が増えたと感じています。

理由としてよく言われていたのが、サーフィンはマイナースポーツでサーファー人口が少ないので、文句が上がってもたかが知れてるという理由です。

だからこそ、メジャースポーツのゴルフに関してゴルフバッグが無料対象と引き合いに出されていましたね。

まぁ、実際にサーフボードが大きいのは事実なので何とも言えませんが、無料化というこれまでの流れと逆行しているので今回のニュースは信じられないほど驚かされました。

サーフィンがオリンピック競技入りしてメジャースポーツへの道を辿り始めた背景も手伝ってのことですかね!?

世界的にはオプションの追加料金の取り方がエゲつない方向に向かっていて、例えば中南米では機内持ち込みサイズのスーツケースを有料化している場合が多々見られます(バックパックは無料のまま)。

ヨーロッパのLCCでは、スーツケースの機内持ち込みサイズを一般的なサイズよりも小さく設定し、空港で追加料金を取る航空会社もありました。

それだけ化かし合いのようになっている時代であり、そうやって徴収した追加料金を英語メディアでは「junk fees」と批判的に表現しているほどですし。

何はともあれ、サーファーにとってはポジティブなニュースなので、ハワイへサーフトリップするならばハワイアン航空がサーファーの選択肢に入る事は間違いないでしょう。

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