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どうしても偉大な親の跡を継ぐと下降線を辿るビジネスが多いと見られがちですが、そんな一般論を打ち破るレアケースもあります。

サーフシーンにおいてはアル・メリックが立ち上げたサーフボードブランド「チャネルアイランズ」が該当するように感じます。

ヘッドシェイパーがアルの息子のブリット・メリックになり、近年は面白いサーフボードがモデルが続々とリリースされ注目されていますので。

今回の記事は、チャネルアイランズが新たに発表したカーボンボードとなるECT(Eco Carbon Tech)構造に関するニュースをお届けします。


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サーフボードの構造として、一般的と言われてきたのはPU(ポリウレタン)/PE(ポリエステル)と言うコンビネーション。

その後、エポキシやカーボンなどとより反応が良く、耐久性が高く、軽量など、新たな素材の模索が続いています。

ただし、PU以外になると固さを伴う事が多く波のフェイスのバンプに弱いと言うデメリットがあったり、一般的には小波用というイメージが強いでしょう。

なのですが、今回チャネルアイランズが発表したECT構造はバンプも吸収してくれる仕上がりになったとか。

基本的にカーボンボードと言うと、従来使用していたファイバーグラスをカーボンファイバーに変えた構造です。

なのですが、チャネルアイランズは通常のファイバーグラスを使いながら、レジン(樹脂)にリサイクルしたカーボンファイバーの粉末を混ぜて使うと言うもの。

結果として、カーボンファイバーで巻くよりも手間が省け、さらにはこれまでの弱点であったバンプにも対応できる仕様になったそうです。

もしも動画で語られている通りであれば、従来のカーボンボードよりも値段が抑えられ、さらには汎用性が高いということ。

まさにユーザーにとっては願ったり叶ったりの新テクノロジーという事で、今後の利用者によるレビューなどを楽しみにしたいところです。

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