Photo by Tony Heff/World Surf League

現地時間2025年2月6日(ハワイ)、オアフ島ノースショアのパイプラインが会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント初戦「Lexus Pipe Pro」が開催。

イベント2日目となった本日は、ウイメンズのラウンド1~3、メンズのラウンド2が終了となりました。

今回の記事は、2025年パイププロのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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2025年パイププロ2日目のイベントレポート

ウイメンズ

ウイメンズのラウンド1残り2ヒートからスタートとなった本日。

ラウンド1~2を終え、最初のイベント敗者となった2名はツアールーキーのベラ・ケンワーシーとベテランのサリー・フィッツギボンズ。

サリーが敗退したヒートでは、ヒート終了間際で最下位だったのはベティルー・サクラ・ジョンソン。

でしたが、ヒート残り30秒という所でベティルーは波をキャッチし、2発のカーヴィングにより逆転に必要なスコアが3.14のところ、7.17をスコアして大逆転劇を演じました。

ラウンド2をスキップしたトップシードなどが出場したラウンド3では、2桁のトータルスコアが増えたりとバトルが激しくなることに。

そんな中でシングルハイエスト8.67、トータルハイエスト14.17をマークしたのはイザベラ・ニコルス。

バックドアでかなりディープなバレルをメイクしたライディングがシングルハイエストとなりました。

本日のコンディションを考えると、パーフェクト10に近いスコアが出てもおかしくないほどインパクトのあるライディングを下記にてチェックして下さい。

イザベラに次ぐ2ndシングルハイエストをマークしたのは、パイプの女王であるモアナ・ジョーンズ・ウォンと対戦した2024年ワールドチャンピオンのケイトリン・シマーズ。

同ヒートではモアナがリードする展開が長かったものの、ヒート残り5分でケイティが待ちわびた波が入ってきてテイクオフ。

そしていつものリラックススタイルで難なくバレルをメイクし、コールされたスコアは8.00でシチュエーションをひっくり返し、クオーターファイナル進出を確定しました。

ラウンド3を勝ち上がり、クオーターファイナリストに名乗りを上げたサーファーは以下の通り。

・レイキー・ピーターソン
・イザベラ・ニコルス
・キャロリン・マークス
・タイラー・ライト
・ケイトリン・シマーズ
・ソイヤー・リンドブラッド
・ブリッサ・ヘネシー
・モリー・ピクラム

ヒート結果

メンズ

ウイメンズラウンドに続いて開催となったのは、メンズのラウンド2(4ヒートのみ)。

ラウンド1の敗者復活戦となるラウンド2は、3位となって負ければイベント敗退となる極めて重要なラウンド。

同ラウンドでシングルハイエスト6.50、トータルハイエスト10.67をマークしたのはグリフィン・コラピント。

パイプイベントにて、メンズのハイエストでここまでスコアが低いという事で、どれだけ厳しいコンディションで開催となったのか分かると思います。

ちなみに、グリフィン以外のメンズサーファーで、トータルスコアが2桁に達したサーファーは一人もいませんでした。

ラウンド2でイベント敗退となったサーファーは以下の通り。

・イーライ・ハンネマン
・ヤゴ・ドラ
・サミュエル・プポ
・イマイカラニ・デヴォルト

ヒート結果

2025年パイププロ2日目のハイライト動画

2025年パイププロの最新波予報

今後の日程としては残すは2月6~8日までの3日間のみで、イベントを終えるのには2日間のフル開催が必要。

波予報をチェックすると、最も波が良さそうなのは2月7日で一日を通してほぼ8~10フィートでコンディションもよさげ。

となると、6日と8日のどちらで開催になるかと言う話になり、いずれも予報では似たり寄ったりといったところ。

なのですが、6日は午前中はコンディションが悪くないとの見込みなので、午前中だけイベントをオンにして、メンズのラウンド3のみ開催という流れがあり得るかなと予想しています。

まとめ

日本とハワイの時差は19時間で、日本が19時間進んでいます。

次なるコールとなる現地時間2月6日午前7時45分は、日本時間では2月7日午前2時45分となります。

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公式サイト「WSL

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