
8月7日からホールディングピリオドがスタートとなる2025年シーズンのCT(チャンピオンシップツアー)レギュラーシーズン最終戦となる「Lexus Tahiti Pro」。
言わずと知れたタヒチのチョープーが会場となるイベントで、ヘビーなレフトハンダーのスラブ(slab:底ボレするバレル)が特徴的なブレイクです。
今回の記事は、WSL(ワールドサーフリーグ)が発表したタヒチプロのワイルドカードと言った出場サーファーなどのニュースをお届けします。
スポンサーリンク
2025年CT第11戦「タヒチプロ」
レギュラーシーズン最終戦という事で、今イベント結果をもってWSLファイナル出場者が決定となる重要なイベント。
https://www.instagram.com/p/DMdoMsUBnVs/?img_index=1
メンズの出場サーファー
イベントワイルドカードは、チョープーが会場となったパリ五輪で金メダル、2022年の同イベントで準優勝を果たしたローカルのカウリ・ヴァアスト。
ローカルトライアルイベントを制して出場権を獲得したのは、過去に2度のワイルドカード出場をしていてお馴染みと言えるミヒマナ・ブレイ。
今イベントではアレホ・ムニツが怪我により欠場するということで、インジュリーワイルドカードはトライアルで準優勝したフィルミン・テイヴァ・タイロアとなりました。
興味深かった動きとして、今季は怪我でツアー離脱していたガブリエル・メディナが今イベントのワイルドカードをWSLに求めていたそうです。
でしたが、WSLとしてはワイルドカードに余分な枠はないので、怪我人で枠が空けばと条件付きで了承したら、ガブリエルはギリギリまで出場できるかどうか分からないのは嫌だという事で拒否。
そのやり取りについて、ガブリエルはブラジルのメディアに暴露していて、普段なら知られる事のないやり取りがすでに公になっていました。
そんな背景があり、WSLのプレスリリースにもガブリエルの動向を以下のように記載しています。
ガブリエル・メディナにはインジュリーワイルドカードをオファーしたものの、スケジュールの都合上、受け入れてもらえませんでした。
おそらく、ガブリエルとしては3度もワールドタイトルを獲得して貢献しているのに思い通りにできなくてイラついて暴露した事でしょう。
一方、WSLとしてはCTサーファーのイベント欠場発表などもかなり情報統制しているので、ガブリエルの行動には同じような思いを抱いた事でしょう。
ヒート表は以下の通り。
ウイメンズの出場サーファー
ウイメンズのイベントワイルドカードは、こちらもお馴染みのヴァヒネ・フィエロ。
ローカルトライアル勝者としてワイルドカード獲得となったのは、弱冠12歳のケリア・ガリナ。
ちなみに、ウイメンズのCTイベント出場の最年少記録はキャロリン・マークスによる13歳だったのですが、ケリアは12歳という事で記録が塗り替えられる結果となりました。
ウイメンズのヒート表はまだ更新されていません。
まとめ
個人的に意外だったのは、今イベントにはケリー・スレーターがワイルドカード出場しないんだと言う点。
今後数年は、パイプラインとチョープーだけはワイルドカード出場すると思っていたので。
さて、イベント期間まではしばらくあるので、時期が近付いてきたら波予報などと言った情報もお届けしていきます。
-----
公式サイト「WSL」