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今やYoutubeで動画を検索すれば、山ほどサーフィン上達のハウツー関連の動画が見つかります。

どれも動画を公開したサーファーの個人的経験を基にしたものであり、決して誤った情報ではないにしても受け止める側の経験や知識によっては、全く理解できないケースもあります。

だからこそ、一つの情報を深くと言うよりも、個人的にはより多くの情報に触れることが重要だと思っています。

今回の動画は、21年に渡りサーフィンのコーチングをしているシャノン・エインスリーによるサーフィン上達のコツを教えてくれるハウツー映像をお届けします。


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まず最初にシャノンが提示しているサーフィン上達のコツとしてポイントに挙げているのは、「スピード 」、「パワー 」、「フロー」の3つの要素向上で、そのために波の「パワーポケット」を活用するように説明しています。

ここからは、それぞれの要素をフィーチャーしていきます。

スピード・パワー・フローの重要性

スピードはサーフィンにおいて最も重要な要素の一つであり、スピード無くしてパワフルなサーフィンをすることはできません 。

スピードがあることで、ボードのレールに体重を乗せ、大量のスプレーを上げることができます。

スピードがあることで、一つのマニューバーから次のマニューバーへとシームレスにつなぐことができ、スタイリッシュでコントロールされたフローを生み出します 。

最大のパフォーマンスを得るための鍵となるパワーポケット

波のパワーポケット(最も掘れていて波のパワーが集中している部分)を生かすことで、最大限にライディングスピードを得て、そのスピードをパワーへと転化することになります 。

パワーポケットは波のエネルギー源であり、ターンを行い、ターンを完結させるべき場所です。

パワーポケットから離れすぎると、力強く爆発的なマニューバをすることは不可能。

常にボードをパワーポケットに戻すことで、ライディングスピードを維持します。

パフォーマンス向上のための技術

レールに体重を乗せる: スピードを活かし、体重をレールに乗せて傾ける事でパワーが生まれます 。

リズムを保つ: フローとは、一つのマニューバーから次へとスムーズに繋ぐリズムのことです 。

低い姿勢(圧縮されたポジション)を保つ: ターンを行う際、体を圧縮した低い姿勢に保ち、腕を正しい位置に置くことで、コントロールを維持できます 。

これらの要素をマスターすることで、すべての波が力強くスタイリッシュなサーフィンのためのキャンバスとなり、大量のスプレーを空に飛ばすことができるようになると締めくくっています。

まとめ

最後に、今回の動画の少し補足となる個人的な見解を示しておくと、サーフィンにおいて必須のターンは、特にトップターンに関して英語ではレールゲームと呼ばれています。

どうゆう事からと言うと、いかにレールに体重を掛けられるのかが鍵となるためです。

体重を掛けられれば掛けられるほど強い反発を得てスピードに転化できますが、深く体重を掛けられるのか掛けられないのかは波のポジションによりけり。

バイクのコーナーリングをイメージしてもらうと分かりますが、地面と平行に近いほどバイクと体を倒してターンしていますが、バイクが停車している状態でコーナーリングの体勢をしたらバイクはシンプルに倒れます。

あれだけ体を傾けても倒れないのはスピードが出ている状態ということで遠心力が働いているからこそ可能となっていて、サーフィンのターンも同様です。

そして波のパワーがあるポジションほど傾けられ、傾けられるほどスピードを得る事ができるので、パワーポケットのキープが重要となります。

ただ、僕を含めて中級者以下のサーファーだと、波に捕まりたくないという思いもあり、パワーポケットを離れがちになってしまうのですが…。

動画から実例となる映像についてもチェックして見て下さい。

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