
今シーズンからフル参戦しているCS(チャレンジャーシリーズ)で大活躍し、ワンダーガールとして注目されているフランス代表のティア・ゼブロフスキ「Tya Zebrowski」(14歳)。
昨シーズンはエリセイラ(ポルトガル)での1イベントだけワイルドカード出場して、13歳にして準優勝という快挙を果たしていました。
そして今年は14歳と言う日本で言えば中学生の年代にして、エリセイラでのCSイベントで優勝を果たしてしまう事に。
今回の記事は、CSイベント優勝の最年少記録を更新したティア・ゼブロフスキとサーフィンコンテストの記録に関するニュースをお届けします。
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CSルーキーとしてデビューしたティアの今季は、とんでもないほど安定した結果続きとなっていて以下の通り。
*CS初戦:3位
*CS第2戦:5位
*CS第3戦:2位
*CS第4選:1位
現在のティアは、すでにトータルポイントが28,630ポイントとなっているので、残り3戦に出場しなくてもCT入りは確定でしょう。
つまり、昨日の優勝によりCSイベント優勝最年少記録、そしてウイメンズのCT入り確定に関しても14歳という事で最年少記録更新となります。
CT入りに関しては、キャロリン・マークスが15歳という記録を保持していましたが、見事に塗り変えることになります。
ちなみに、ウイメンズのCTイベント優勝最年少記録は、タイラー・ライトによる14歳となっていて、ティアは来シーズンのCTイベントに出場する頃には15歳になっているので、こちらの記録塗り替えは理論的に不可能になります。
さて、ティアはターンのパワフルさも然ることながら、レパートリー豊富なエアゲームも大きな武器なのでウイメンズCTは新時代を迎えていく事になるでしょう。
個人的な体感として、これほどの存在はステファニー・ギルモアとカリッサ・ムーアに次ぐほどのインパクトだと感じています。
ワールドタイトル獲得は当然として、エアゲームが当たり前と言ったウイメンズサーフィンの方向性を大きく変えるほどの起爆剤になると感じます。
来シーズンのCTを楽しみにしたいところです。