左:オーウェン・ライト 右:父親のロブ・ライト Photo: WSL
左:オーウェン・ライト 右:父親のロブ・ライト Photo: WSL

先日、ショートボード復帰を果たしたとお伝えしたばかりのオーウェン・ライト「Owen Wright」(26歳)。

パイプでの事故から半年!オーウェン・ライトがショートボード復帰を発表

100%の回復に向け、順調にリハビリ生活を送っているのですが、ショートボードに復帰したばかりとあり、WCTサーファーとして今シーズンのワールドツアー後半戦についても欠場するとWSL(ワールドサーフリーグ)から正式に発表されました。

今回の記事は、WSLから発表されたオーウェン・ライトの声明などに関する情報をお届けします。


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当初、オーウェンがツアー欠場について触れていたのは、先日終了したJベイ(ジェフリーズ)イベントまでの今シーズン前半戦。そのため、後半戦について、判断を下す時が来たのです。

オーウェンの判断は予想通りではありますが、今シーズンの全てのイベントを欠場するとの決断。WSLが公表したオーウェンの声明は以下の通りです。

海に入れない状況はいつだって辛いよ。大好きなコンテストに出れず、リハビリに時間を費やさなきゃならないこともね。ただ、万全な状態に回復するまでは、もっとリハビリをしなければならないことは分かってる。

日々回復に向かっているって感じているし、これまでサポートしてくれたみんなには感謝を伝えたい。ツアーの仲間や家族に早く会いたいから、早く復帰できることを楽しみにしているよ。最後に、サポートしてくれて本当にありがとう。

さて、オーウェンの欠場を受けて、今シーズンの残り全てのWCTイベントでリプレイスメントを務めることになったのはスチュアート・ケネディ。今季初戦からリプレイスメント出場を続け、初戦では3位の成績を残しています。

初戦以降は13位と25位を行ったり来たりの成績で、現WCTランクは25位。ただし、残り全戦の出場権を獲得したので、トップ22入りして来季WCTのスポットを獲得する可能性は十分にあります。

ちなみに、ビード・ダービッジのリプレスメントであるセバスチャン”シーバス”ジーツは現WCTランク10位、引退したタジ・バロウのリプレスメントであるアダム・メリングは現WCTランク26位。

今シーズンは長期に渡ってツアー離脱となったオーウェンやビードに加え、スポット参戦のミック・ファニングやタジの引退といった影響から、出番が多くなったリプレイスメント出場サーファーの活躍が目立つ異例のシーズンとなっています。

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