アフリカ大陸南西部ナミビアに位置するスケルトンベイ。タヒチのチョープーのような凄まじいホローウェイブであるだけでなく、スーパーロングライドできる波です。

2008年には、コリー・ロペスが同スポットでロングバレルを当て、その際の映像が2009年サーファーポールのベスト・バレル賞を獲得しています。また、先日の記事で紹介した「過去最高と噂されるベンジ・ブランドのGoPro映像」も、同スポットでのサーフシーンですので、チェックして見て下さい。

そんなスケルトンベイに過去最大級のスウェルがヒットするとの事で、送り込まれたのが南アフリカ出身のマット・ブロムリー。過去の記事『オアフ島ノースショアで2014年1月に誰がベストウェイブに乗ったのかを決める「Oakley Wave of the Winter January」』からも分かる通り、ビッグバレルが得意なサーファーです。

あまりにホレ上がる波質のため、最もホレ上がるセクションの一部はドライ・サンドバーとなるそうです。ドライ・サンドバーとは、波があまりにホレて、ボトムの水がリップとして隆起するため、水深0センチとなって砂がむき出しになった状態です。

また、良く使われるドライ・リーフという言葉も同じような意味で、ロータイドなどで海面から出ているリーフは、水に浸かっていない乾いたドライな状態と言うことで、ドライ・リーフと呼ばれます。

ちなみに、このバレルは、2分間ものロングライドが可能だそうです。アクセスや治安と障害は多々ありますが、アフリカには、まだまだ凄まじい波が、誰もいないラインナップで静かにブレイクしているのでしょうね。


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