今季は大きく様変わりするBWT(ビッグウェイブツアー)と同コミッショナー交代

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Photo: WSL

2013年にWSL(ワールドサーフリーグ)が買収し、2014/2015年シーズンからWSL体制で開催されるようになったBWT(ビッグウェイブツアー)。

WSL体制になり、BWTコミッショナーを務めていたのは、ワールドツアーのコメンテーターとしても知られるピーター・メルでしたが、ピーターの退任が発表されました。

今回の記事は、ピーター・メルのBWTコミッショナー退任に関する内容、また、退任に伴い発表された2017/2018年シーズンの大幅な変革に関する内容をお届けします。


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BWTコミッショナー交代について

これまでWCTコメンテーターとBWTコミッショナーを兼務していたピーター。BWTコミッショナー退任に関して、以下のコメントを発表しています。

コミッショナーを退任してもBWTには関わっていくし、コメンテーターは続けていくんだ。退任の決断を下した理由は、よりファミリービジネスに時間を割くため。

北カリフォルニアのサンタクルズで「Freeline Surf Shop」を家族経営していて、48年間も事業に従事していた両親をリタイアさせてあげたいからなんだ。

ピーターの後任となるのは、元WCTサーファーのマイク・パーソンズ。現在はサーフコーチとして手腕を振るい、コロヘ・アンディーノやレイキー・ピーターソンなどのコーチとして知られています。

コーチとして従事する以前はビッグウェイブサーファーとして有名で、ギャレット・マクナマラがナザレ(ポルトガル)で78フィートの波に乗って2011年にビッグウェイブのギネス世界記録を更新する以前、2008年に77フィートの波に乗ったマイクがギネス記録保持者でした。

2017/2018年シーズンのBWT変更点

今回のコミッショナー交代のニュースに伴い発表されたのが、今シーズンのBWTの変更点。さらっと触れられているだけですが、かなり大きな変更となります。

昨シーズンを例に挙げると、前半戦の南半球シーズンと後半戦の北半球シーズンでそれぞれ3イベント開催予定で、計6イベントが予定されていたBWTイベント。

しかし、5月1日からウェティングピリオドがスタートとなる今シーズンは、ナザレ(ポルトガル)、ピアヒ(マウイ島)、プエルト・エスコンディード(メキシコ)の3イベントのみに縮小されるとのこと。

ビッグウェイブサーフィンは進化を続け、ただビッグウェイブに乗るのではなく、ハイパフォーマンスにシフトしています。ビッグウェイブサーフィンのハイパフォーマンスとはバレル。

そのため、ナザレは異なりますが、ハイパフォーマンス可能なビッグウェイブスポットに絞っての開催になった印象を受けます。

イベント数の縮小以外の変更点は、無名ビッグウェイブサーファーへの出場チャンスを広げた点。具体的には、昨シーズンまでビッグウェイブアワードの「Surfline Best Overall Performance」部門の上位4名に与えていた出場権を6名に増やすとのこと。

大きく様変わりしそうな今シーズンのBWT。まだまだ試行錯誤な感じがするので、どのように発展していくのか楽しみです。

参照記事:「Peter Mel Transitions BWT Commissioner Role to Mike Parsons

*ピーター・メルに関する過去記事

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