ロングボーダーであったキッズの頃に学んだレールワークから繰り出すボトムターンでの溜めから、2013年度ワールドツアー ハイライト3で見せたアーリーウープといったエアーまで、オールラウンドにこなすワールドツアーサーファーでサンシャイン・コースト出身(オーストラリア)のジュリアン・ウィルソン(25歳)。

女性人気が非常に高く、観客数や盛り上がりにおいてアメリカ最大サーフイベントと言われるUSオープンでは、サーフファンよりも、サーフィンを知らないジュリアンのファンの方が多く集まっているとも言われています。

今回の動画は、ワールドツアー最終戦後にハワイに残り、トレーニングに励むジュリアンです。たいていのサーファーは、最終戦が終わるとホッとし、すぐにハワイを去るのですが、ジュリアンはハワイのビッグウェイブが苦手であり、ハワイでの成績が振るわないため、残ってトレーニングする事にしたようです。

ただ、トレーニングといっても大変。映像の後半を見てもらえば分かりますが、波が炸裂するとむちゃくちゃ混雑するので、トッププロとは言ってもなかなか波に乗れません。つまり、いくら時間を費やしても、練習量とは比例しないのです。

2:10~のワイプアウトは強烈です。一部メディアでは、このワイプアウトで肋骨骨折と報道されましたが、実際には骨折には至らなかったようです。本人曰く、骨折したと思うくらいの痛みだったようですが・・・。やはり、これだけの波にチャレンジするにはそれなりのリスクを伴うのですね。ただ、メイクできれば見返りは半端じゃないと思いますけど。


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