オーストラリアの西オーストラリア州出身で35歳のタジ・バロウ。1998年にツアー入りしたタジは、安定感のあるサーフィンでトップサーファーであり続け、1999年と2007年にはツアーランク2位となるもワールドタイトルには手が届かずにいます。ただ、初年度となる1998年に12位、2001年に35位という成績を除けば、いずれも一桁だけのランクをキープしているのは快挙ですね。

ツアー初年度には、ルーキー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞しています。それほどに注目を集めただけあり、タジのシグネチャービデオは「Sabotaj」「Montaj」「Fair Bits」と三本もリリースされています。

いずれの作品も、タジ本人のサイトから見ることができますので、是非ともチェックしてみてください。随分前の作品ではありますが、ライディングは全然古く感じませんので。タジのサイトはこちらからアクセスしてください。(ヘッダの「video」にカーソルを当てれば作品名が出てきます。)

若かりし頃のタジは、誰よりも素早くトップで板を返す高速ターンとエアーが武器でした。ビッグウェイブに関しては、本人は苦手と話していましたが、2009年のパイプマスターズではケリーを破って優勝したので、苦手分野をトレーニングで克服したのでしょうね。

だからこそ、毎年安定した成績を残せるのだと思います。ちなみに、ミック・ファニングも昔、ビッグウェイブが苦手と話していましたので、ビッグウェイブに苦手意識を持つオージーは多いのでしょうかね。


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