現地時間10月19日(ポルトガル)、2014年度ASPメンズワールドツアー第十戦モチェ・リップカール・プロ・ポルトガルのラウンド2~ラウンド3ヒート10まで開催されました。公式サイトによる波のサイズは6~10フィート。

コンディションが回復したとの事で、ようやく再開されたのですが、波はほぼクローズアウト(ダンパー)のコンディション。トッププロでさえ、まともな波を見分けられず、トータルスコアで10点(20点満点)に満たないヒートも多いほどでした。

そんな中、ラウンド3のヒート6で、ワールドチャンプの座がかかったガブリエル・メディナが登場。エクセレントスコア(8~10ポイント)を出せず、ロースコアの僅差でガブリエルが追い込まれる展開の中、ラスト数分でガブリエルは波に乗ると、逆転を確信して時間は多少余っていたものの、そのまま海から上がってしまいました。しかし、結果は逆転とはならず敗退。この時点で、タイトルレースは最終戦のパイプラインへと持ち越される事が確定しました。

こうなると、次のヒートで登場するケリー・スレーターにとっては大チャンス。しかし、ケリーも珍しくラウンド3で敗退という波乱の結果となりました。ケリーはインタビューで、「これまでに訪れたチャンスをみすみす逃してるから、ヒートに負けてイラつくと言うより、フラストレーションが溜まってしょうがないよ」と口にしています。

ケリーのヒートでは、ケリーがプライオリティを持って少ないチャンスを待ち、ようやく入ったセットに乗りましたが、波は外れ。そのセットの二本目に乗ったアリッツ・アランブルが、7ポイント台を出して敗退しているので、あまりにも運がなかった結果でした。

ロースコアが目立った本日でしたが、ジョンジョン・フローレンスは相変わらずの好調ぶり。何なのかよく分かりませんが、バレルに対する嗅覚がずば抜けています。ラウンド3ではパーフェクト10まで出しているので。ジョンジョン以外では、9.5ポイントを出したジョーディ・スミスも、調子が良いですね。この二人が、同コンテストでは注目かと思います。


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