明日4月5日(日曜)から再開される可能性が高い2015年度ワールドツアー第二戦「リップカール・プロ・ベルズビーチ」。今回の動画は、レイデイ(Layday:コンテストのオフ日)となった本日のベルズの映像となります。

メンズラウンド1の残りヒート&ウイメンズラウンド1が開催されたリップカール・プロの二日目よりもコンディションが良かったと思われる本日のベルズ。予想されていたスウェルが、徐々に入ってきている感じですね。

同イベントの初日ハイライトで紹介したベルズのお隣となるウィンキポップも、0:54~から映っています。そのウィンキポップで登場するのが、引退発言の真偽が話題となっているケリー・スレーター。

引退発言の記事でも触れましたが、ボードビジネスに参入するかもしれないと噂されているケリーが乗っているのは、一見してオーソドックスではないアウトラインのボードですね。

従来のボードの形状を無視し、ハイパフォーマンスボードを作るために、流体力学を取り入れシェイプするトモ(Tomo)こと、ダニエル・トムソンのサーフボードの可能性があります。

トモのボード性能を気に入っているのは、ケリーにとってのサーフスターであるトム・カレン。実際、カレンは地元リンコンでのコンテストでも使用し、デーン・レイノルズを破る快挙を果たしています。

ここで繋がってくるのは、ケリーが大量に株式を購入したサーフボードブランド「ファイヤーワイヤー(Firewire)」。ファイヤーワイヤーは、サーフテックやプラセボのよう、ジョンジョンのシェイパーであるジョン・パイゼルなどといった多数のシェイパーのボードを扱っているのですが、その中の一人としてトモの名前も挙げられます。

こう考えると、ケリーのボードビジネス参入は噂ではなく、真実味を増しますね。ゴールドコーストで開催されたツアー初戦のレイデイには、トモの拠点であるレノックスヘッドにも訪れ、トモのボードをテストライドしたり、トモとミーティングしたそうなので。

ちなみに、引退説については、豪Stab誌によると、ワールドツアー運営団体であるWSL広報担当、そして、ケリーの旧友であるクイックシルバーのインターナショナルチームマネージャーに話を聞いてみても、リップカール・プロ後の引退については本人から何も聞いていないとの回答とのこと。

ただし、エイプリルフール後にも、ケリーから騒動についての発信が無いのが気になります。もしかしたら、明日にコンテストが開催されれば、ケリーのヒート後のインタビューで何らかの回答が発せられると考えられます。

ケリーが乗るトモの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

サーフボードの進化の過程で生まれた未来型ハイパフォーマンスボード

Tomoの最新MPHテストライド&サーフマットの驚愕ライド


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