先日お届けした2020年東京五輪の追加種目に名乗りを上げていたサーフィン。今回の記事は、前回の記事の続編となりますので、下記リンク先から過去記事も参照して見て下さい。
2020年東京五輪の追加種目に選ばれるチャンスがサーフィンにはあるのか?
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すでにご存知の方が多いと思いますが、昨日、追加種目として申請していた26のIOC(国際オリンピック委員会)承認団体の中から、8つの団体が東京オリンピックの大会組織委員会による書類審査を通過しました。
驚きなことに、その中にサーフィンも入っていましたね。今後の流れとしては、8月に書類審査を通過した8団体からヒアリングを行い、9月末までにIOCに提案する追加種目を決定します。
その後はしばらく時間が空き、来年2016年8月のリオ五輪開催前のIOC総会にて、東京五輪の大会組織委員会が選んだ追加種目が承認されるのかどうかが、正式決定するという流れとなるようです。
ちなみに、追加種目って何種目選ばれるのか気になるところですが、こちらは未定とのことです。
ここからは、もしサーフィンがオリンピック競技となった場合の妄想話となります。気が早すぎるのですが、誰が出場することになるのか気になりますね。サーフィンの世界で有名なサーファーは、WSLが運営するワールドツアーに出場しているサーファーです。
ただ、ワールドツアーサーファーは、WSLが定める現行のルールによると、よほどの事が無い限り、WSL関連以外のイベントには参加できません(事前に承認を取れば出場できる特例はあるようですが)。
数年前には、11×ワールドチャンプのケリー・スレーターが、マーヴェリックスでの招待制ビッグウェイブイベントに参加しようとしたら、ルール違反になるとの事で、参加を見送った事もありました。
もちろん、東京五輪はまだまだ先で、仮にオリンピック競技ともなれば、WSLがルールを変更する可能性もありますが、現段階のルールにおいては、トッププロの姿をオリンピックの舞台で見ることは難しいのかと思います。
果たして、9月末に最終審査結果が発表される際、サーフィンという言葉を目にすることができるのか楽しみです。非常に厳しい事には間違いありませんが、同じ横乗りスポーツのスノーボードがオリンピック競技になった舞台が日本(長野オリンピック)なので、再び日本でのオリンピックで、横乗りスポーツが選ばれるのではないかと期待してしまいます。