来月11月頭からはトリプルクラウンもスタートとなり、コンテストシーズンがスタート間近となっているハワイのオアフ島ノースショア。そのノースショアにおいて、現地時間2015年10月9日(金曜)、午前10:30頃にシャークアタックが発生しました。


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事故が発生したのは、ラニアケアとワイメアの間に位置するレフトオーバー(Leftovers)でのこと。被害者は、3年ほど前に米国ロードアイランド州からハワイに引っ越し、シェーン・ドリアンのシェイパーとして知られるジョン・カーパーのもとで、ボードシェイプを学んでいたコリン・クック(25歳)。

事故発生当時、レフトオーバーで波待ちしていたコリンの左足に、突如として噛み付いてきたサメ。コリンはパンチを繰り出して応戦していると、サメは離れていったとのこと。

幸運にも意識を失っていなかったコリンは、大声を張り上げて助けを求め、周りにいたサーファーのおかげで岸まで辿り着きことができ、病院へと搬送されました。しかし、一命は取り留めたものの、今回の事故で左足を失う事となりました。

コリンを襲った鮫の種類は特定されていないのですが、目撃者によると、体長10~12フィート(およそ3~3.6メートル)ほどだったと言います。

日本人にとって、観光地として人気の高いハワイのオアフ島。そのオアフ島において、シャークアタックが発生したのは2013年以来の事といいます。ただし、ハワイ全域で見ると、今年発生したシャークアタックは5件目。

マウイ島で1月と3月に2件、ハワイ島で4月と9月に2件。今回の件を含めた計5件の中で、死に至ったケースは1件となっています。

今年7月に南アフリカで開催されたWCTイベントの決勝では、ミック・ファニングがライブ放送中にシャークアタックに遭遇したこともあり、WSL(ワールドツアー運営団体)としては、選手の安全確保には過敏になっているはず。

Jベイ(南アフリカ)のWSLサーフイベント決勝でシャークアタック発生:ミック・ファニング

トリプルクラウンの舞台となるオアフ島ノースショアにおいて発生した今回のシャークアタック。トリプルクラウン開催において、どのような影響を及ぼすことになるのか、また、どのような安全対策が講じられるのか気になるところです。

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