ハワイ時間の明日10日(日本時間の11日)に開催の可能性が高いパイプマスターズの本戦。WCTのワールドチャンピオンを決める最終イベントであり、タイトルレースに絡むサーファーには正念場となります。
しかし、9日午後、タイトルレースに絡むオーウェン・ライトが救急車で病院へと搬送されました。今回の記事は、オーウェンが病院に行くことになった経緯をお伝えします。
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パイプマスターズ出場を賭けたトライアルイベントが開催された9日。オアフ島ノースショアにはニュースウェルが入ったため、WCTサーファーは練習がてら、トライアル開始前の早朝、パイプラインに入っていました。
しかし、パイプラインのコンディションはサイズアップ中でまとまりがなく、セットを喰らいまくるサーファーが続出。オーウェンもまた、インサイドでこれでもかとセットを喰らった後、海から上がったと言います。
ステイ先のリップカールハウスでは、朝食を取りながら「今日のパイプはヘビーだったね」といった会話を交わしていたそうですが、体調が優れなかったため、仮眠をとることに。
昼過ぎに起きたオーウェンですが、目眩や呼吸が浅い症状が見られ、地元の医師に来てもらったものの、全く問題はないとの診断。しかし、本人が望んだため、念のためにと救急車を呼んで病院へと搬送されたそうです。
現時点においては、WSLとリップカールから何ら詳細についての発表はされていません。即座に欠場とはせず、ラウンド1の出場を見送り、体調が回復すればラウンド2には出場できる可能性もあるためだと思います。
今シーズンはクラウドブレイク(フィジー)のWCTイベントにおいて、ファイナルでパーフェクト10を2本揃えて優勝したりと、レフトハンダーのビッグバレルに強いオーウェンだけにパイプラインでの勇姿を見たいファンは多いはず。
早く体調が回復することを願うばかりですね。