「究極のボードって、フィードバックを与えてくれるんだ。ボードに立った瞬間に分かるくらい。どうやって乗れば良いのか教えてくれるのさ」と口にするジュリアン・ウィルソン「Julian Wilson」(27歳)。
そこで豪スタブ誌が昨年、ジュリアンをテストライダーとして面白いサーフボード実験企画を敢行しました。今回の動画は、同誌によるジュリアン・ウィルソンのサーフボード実験映像をお届けします。
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実験としては、まずは12名の世界トップシェイパーにウルトラハイパフォーマンスなサーフボードシェイプを依頼。ただし、ジュリアンがテストライドする旨は伝えません。
シェイパーに伝えた情報は、身長6フィート(およそ183センチ)体重80キロほどのWCTサーファーという点のみ。つまり、シェイパーはどういったサーフスタイルのサーファーが乗るのかは不明なのです。
届いたボードには、ディケールやボードスペック表記などもないので、ジュリアンは誰がシェイプしたのか分からないミステリーボード。そんなボードを10日間に渡りオーストラリアWA(ウエスタンオーストラリア)州でテストライドし、各ボードに評価を下していくのです。
動画冒頭を見ると、誰がシェイプしたボードなのか分からないにも関わらず、乗り慣れたロストサーフボードのメイヘムがシェイプしたものなどを、アウトラインや触った感触から当ててしまう点は流石だなと感じますね。外れもあるんですけど・・・。
下記動画の後に、ジュリアンが下したランキングを表記します。
シェイパーはジュリアンが乗る事を知らずにシェイプしているので、ジュリアンのサーフスタイル向けにシェイプしていたら、ランキングも変動している事でしょう。
そのため、今回のランキングがシェイパー自体のスキルを判断するものではないことを、あらかじめお伝えしておきます。
ちなみに、12名のシェイパーにボードシェイプを依頼したものの、ジョンジョン・フローレンスのシェイパーであるジョン・パイゼルのボードがテスト期間に届かなかったので、ランキングは11位までとなります。
ジュリアンによるランキングは以下の通り。
1. DHD
2. Chilli
3. Mayhem/Lost
4. JS
5. Panda
6. Sharp Eye
7. Channel Islands
8. Dahlberg
9. Simon Anderson
10. Robo
10. Stamps