2月28日までのウェイティングピリオドが終了し、2015/2016年シーズンの終焉を迎えたBWT(ビッグウェイブツアー)。
全7戦が予定されていた今シーズンですが、開催されたのは3イベント。チリでの「クイックシルバー・セレモニアル」、マウイ島での「ピアヒ・チャレンジ」、メキシコでの「トドス・サントス・チャレンジ」ですね。
3イベントの結果を受け、2015/2016年シーズンのBWTワールドチャンピオンに輝いたのはグレッグ・ロング(Greg Long)。年齢については、BWTを運営するWSLのプロフィールでは1983年5月25日生まれとあるので32歳のはずですが、WSLのタイトル確定記事には33歳と記載。
また、ウィキペディアでは1984年生まれとあったりよく分からないのですが、30代前半で間違いないでしょう(笑)。さて、今回はワールドタイトル確定となったグレッグ・ロングの特集動画をお届けします。
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グレッグのワールドタイトル獲得は、今回が2度目となります。WSL体制となる以前の2012/2013年シーズンにもワールドチャンピオンになっているためです。
2015/2016年シーズンのBWTトップ10は以下となります。
招待制イベントのため、サーファーによっては全てのイベントに出れるわけではなく、グレッグが出場したのは3戦中2戦。ピアヒでは3位となり10,850ポイント、トドス・サントスでは2位となり10,416ポイントを獲得しての結果です。
ちなみに、今回の結果を見て初めて知ったのですが、イベントによって獲得ポイントが異なります。トドスとクイックシルバー・セレモニアルは、優勝が12,500、2位が10,416、3位が8,680。
ピアヒは獲得ポイントが大きく、優勝15,625、2位が13,020、3位が10,850となっています。ルール自体があまり周知されていないので、謎ですが・・・。
ルールが周知されていないことからも分かる通り、まだまだ一般的には浸透していないとも言えるビッグウェイブのワールドツアー。
ただ、ビッグウェイブサーファーの献身的なトレーニングなどを考えると、もう少し注目を集めても良いのではないかと思います。ビッグウェイブのフリーサーフィンは、BWTよりも遥かに注目を集めているわけですから。
グレッグ・ロングと昨シーズンBWTチャンピオンのマクアカイ・ロスマンの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。