オアフ島パイプラインを代表する若きサーファーであるジョンジョン・フローレンスに対し、マウイ島ジョーズを代表する若きサーファーのアルビー・レイヤー「Albee Layer」(24歳)。
エディイベントの招待サーファーであったアルビーなので、ビッグウェイブサーファーと思われがちですが、アーリーウープ540をメイクしたりと、エアリアルといったトリック系も世界トップレベル。
今回の動画は、ジョーズでのビッグウェイブセッションではなく、アルビー・レイヤーのアクション系ハイパフォーマンスサーフ映像をお届けします。鳥肌が立つほどのアクション連続となっています。
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昨年2015年のアルビーは、BWTイベント「ピアヒ・チャレンジ」で準優勝、実力の高いサーファーが必ず勝つ同じ条件下で勝負となるウェイブプールイベント「レッドブル・アンリーシュド」で優勝。
これらの実績を見ても分かる通り、オールラウンドなトータルスキルにおいて世界トップサーファーと言っても過言ではないでしょう。
そんなアルビーが、今回の動画でトライした驚きのマニューバがバックサイド(BS)のエアリバース540。ケリー・スレーターがフロントサイドのエアリバース540をメイクしていますが、バックサイドでメイクしたサーファーはいません。
今回の動画では惜しくもメイクには至らなかったBSエアリバース540。メイクできなかった理由について、スタブ誌のインタビューで以下のように語っています。
「一番難しいのが着地。勢いが付きすぎてるのが問題で、どうすればスローダウンできるのかまだ分かってないんだ。それと、着地が後ろ向きになるんだけど、後方着地はかなり苦手でね」。
上記コメントの通り、前方着地となるストレートエアーやフルローテーションは難なくメイクしているアルビー。ただ、動画を見る限りでは、BSエアリバース540のメイクは時間の問題でしょう。
スローモーションを含むBSエアリバース540の一連のシーンは3:58~からとなります。また、3:15~からのBSフルローテーションのエアリバースは、とんでもない高さとインパクト大。
今回の動画は、モダンサーフシーンにおけるハイパフォーマンス系の世界トップレベル。是非とも多くの人に見てもらいたいので、SNSで拡散してもらいたい動画です。
https://vimeo.com/163461776
アルビー・レイヤーの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
サーフレベルを高みに牽引するアルビー・レイヤーだから発するWCTへの苦言
ジョーズ史上最もディープなバレル!エディ欠場のアルビー・レイヤーがエディ当日にメイク
アルビーがエアーで片足を抜く妙技ありのマウイ島ローカルによるサマーセッション