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モダンウェイブプールの造波装置メーカーとしては世界最大手のウェイブガーデン社。

同社の造波装置を搭載したウェイブプールは世界で増え続けていて、中でも最大規模となっているのが2020年に韓国でオープンしたウェイブパーク。

そのウェイブパークで一般利用としては最もレベルの高い上級者コースを体験してきました。

今回の記事は、韓国のウェイブパークの体験談や上級者コースの動画などをお届けします。


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ウェイブパークとは

日本からのアクセスが手軽な韓国のウェイブパーク。

日本の羽田空港から仁川国際空港までのフライト時間は約2時間半で、仁川からウェイブパークまでは車で40~50分ほどといったところ。

ウェイブパークは、ウェイブガーデン社の造波装置「The Cove(ザ・コーヴ)」搭載プールとしては世界最大規模であり、アジアで最大のウェイブプールです。

最大規模である理由はモジュール数であり、56ものモジュールはザ・コーヴとしてはトップであり、どこよりもバラエティ豊かなロングウェイブを発生可能とのこと。

上級者コースについて

一般利用でのスケジュールですが、私が訪れた6月は10時スタートで最終セッションは平日コースの日曜~木曜は18時まで、週末コースの金曜~土曜は20時まででした。

上級者コースとなる「Advanced(M4,T1,T2)」は、平日は17~18時の1回、週末は10~11時と19~20時の2回。

モダンウェイブプールは屋外施設であり上級コースはバレルもあると言う事で、最も風が弱い時間帯を選んでのスケジュールなのかなと感じました。

ちなみに、人工波の設定は「M4→T1→T2」と順に高くなっていき、1時間のセッションの中で上げていきます。

そして「T2」の波がバレルを発生させることが可能との事でした。

上級者コースの人工波を体験して

実際に上級者コースを体験する前日にどのようなブレイクなのかをしっかりとチェックした上で試してみました。

感想として、まず波のサイズは胸くらいと思ったよりも小さめで、私のようなサーフィン中級者レベルであればテイクオフは相当簡単でした。

人工波の特徴としては、1本のスウェルと言うよりも、2つの向きの違うスウェルが重なるといった印象。

そのため大きく2つのパートに分けられ、ファーストパートはターンと言ったアクション、セカンドパートはバレルと言うよりも少しホレてブレイクの早いセクションでした。

どうしても動画で見ていたパーフェクトなイメージを思い描いていたのですが、おそらくイメージの波は一般利用では体験できないのかなと思います。

私の体験時は風がサイドオフだったので、もしかしたらストレートオフショアであればコンディションが多少なりとも変わるのかもしれませんが。

どのようなブレイクだったのか動画を見る方が早いので、下記にてセカンドパートのみをまとめたライディング動画をチェックして見て下さい。

ちなみに、上級者コースの1時間のセッション料金は約8,000円で15本ほど乗れました。