ビッグスウェルがヒットすれば、ワールドツアーイベントの中でも最も熱い戦いが繰り広げられるメンズWCT第七戦「ビラボン・プロ・タヒチ(Billabong Pro Tahiti)」。
レフトのスラブ(slab:底ボレするバレル)がブレイクするチョープーを舞台とした同イベント。ウェイティングピリオドがスタートするのは8月19日です。いよいよ開催目前に迫ってきました。
今回の記事は、ビラボン・プロ・タヒチに関する情報をお届けします。
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波がスラブということで、バレル勝負となる同イベント。どんなにターンを入れようとハイスコアには結びつかないので、ひたすらディープなバレルをメイクすることが求められる特殊なイベントです。
ウェイティングピリオド
ウェイティングピリオドは8月19~30日。同期間内で、ベストコンディションとなる日または時間帯のみにイベントは開催となります。
近年の波予報はかなり正確なので、当ブログ内でイベント公式波予報サイト「サーフライン(Surfline)」の情報をチェックして、開催予定日などの情報もお伝えしていきます。
出場サーファー
今回のイベントで欠場となるのは、シーズン開幕戦から欠場しているオーウェン・ライトとビード・ダービッジ、そして今シーズンはスポット参戦のミック・ファニング。
ちなみに、オーウェンに関しては、今シーズンの全イベントの欠場を発表しています。
2016年シーズンWCT後半戦の全イベント欠場をオーウェン・ライトが発表
ビードに関しては、トリプルクラウンでのコンテスト復帰を発表しているので、WCTイベント復帰は最終戦のパイプマスターズになる予定。
骨盤骨折でワールドツアーを離脱していたビード・ダービッジがコンテスト復帰の時期を発表
上記3名の欠場枠で出場するのは、これまで同様にスチュアート・ケネディ、セバスチャン・ジーツ、ダスティ・ペイン。
ワイルドカード出場を決めるトライアルイベント
メンズのWCTでは、特別出場となる2名分のワイルドカード枠があります。通常のイベントであれば、イベントの冠スポンサー枠やWSLの推薦枠が一名とローカルトライアルイベント勝者が一名となりますが、今回は2枠ともにトライアルイベントから選出。
トライアルイベント出場者は、ローカルサーファーに加え、冠スポンサーであるビラボンの若手サーファー。現時点でビラボンが発表している出場サーファーは以下の7名。
ジョシュア・モニーツ
セス・モニーツ
フィン・マギル
カイ・ヒン
ビクター・ベルナルド
ジャック・ロビンソン
グリフィン・コラピント
期待が寄せられるのは、昨年度パイプマスターズのトライアルを制したジャック。
2015年度メンズWCT最終戦「ビラボン・パイプマスターズ」:トライアル
また、現在のパドルインサーフのビッグウェイブスポットとしては最高峰と言われるマウイ島ジョーズにて、ドッキリ企画でサーフさせられたセスも気になるところ(笑)。
マウイ島ジョーズで初サーフさせられたセス・モニーツの「ドッキリ」ドキュメント動画
トライアルイベントの開催日は、8月14~15日となっています。
まとめ
果たして、今年は波に恵まれるのか気になりますね。日本人としては、バックサイドとなる五十嵐カノアが、どこまでチョープーの波に対応してくるのか見逃せません。
イベント詳細に関しては、下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。
公式サイト「Billabong Pro Tahiti」