現地時間9月14日(カリフォルニア)、南カリフォルニアのローワーズ(ローワー・トレッスルズ)を舞台にしたWCTメンズ第八戦「ハーレー・プロ・アット・トレッスルズ(Hurley Pro at Trestles)」が終了しました。
フェイスで3~4フィートのコンディションにおいて、優勝を飾ることになったのは今シーズン初優勝となったジョーディ・スミス。
カリフォルニア時間の9月7日にローワーズでスタートする2016年WCTイベント情報
五十嵐カノアの国籍が「USA」に戻っていた2016年WCT第八戦「ハーレープロ」初日
ウィルコが無念の一コケとなった2016年WCT第八戦「ハーレープロ」:二日目
トップ10が続々と敗退した2016年WCT第八戦「ハーレープロ」:三日目
小波のフィリペは最強!2016年WCT第八戦「ハーレープロ」:四日目
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セミファイナルのヒート1は、実質のファイナルとも言われたジョーディvsフィリペ・トレドの対戦。一発目からフィリペは、単発のエアリバースで8.33をマークし、やはりフィリペ有利と思われました。
一方のジョーディは、「フィリペはエアーに関しては世界トップレベルだから、エアー勝負はしない。オレはベストウェイブを待って、自分なりの戦略を貫く」とヒート後のインタビューで口にした通り、パワフルなターンのコンビネーションで応戦し、フィリペを撃破しました。
フィリペ・トレドの8.33@セミファイナル
https://youtu.be/g2L7OPJqiD4
ジョーディ・スミスの9.23@セミファイナル
続くヒート2では、ジョエル”パーコ”パーキンソンとワイルドカード出場のタナー・グダスカスが対戦。両者譲らぬ接戦となった同ヒートでは、パーコがわずか0.10ポイント差でタナーを下し、ファイナルへと駒を進ました。
ジョエル・パーキンソンの8.00@セミファイナル
https://youtu.be/MVVmLWq8L_E
パワーvsパワーという構図となったファイナル。波のサイズがかなり小さかったため、可能なマニューバが限られていたファイナルであり、やはり接戦となりました。
その接戦を制したのがジョーディ。今イベントで優勝すれば、タイトルレースに食い込むビッグチャンスというプレッシャーが掛かっていた中での見事な勝利でした。
今イベントの結果を受け、メンズのトップ10ランキングは以下の通り。
ジョーディがトップ3との差を縮めてきましたね。現時点ではランキングトップのジョンジョン・フローレンスが少しリードしていますが、これからは団子状態の混戦になりそうな気がします。
今シーズンのオーストラリアンレグでは過去最悪なツアー成績を残していたケリー・スレーターは、気付いてみれば5位にいます(笑)。ケリーの場合、今季はブラジルイベントを欠場しての成績なので、やはりコンテストに強いですね。
メンズの次なるワールドツアー開催地はフランスで、ウェイティングピリオドは10月4~15日。今シーズンの残りイベントは3戦のみとなります。
イベント詳細に関しては、下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。
公式サイト「Hurley Pro at Trestles」
本日の結果
・ファイナル
1st: Jordy Smith (ZAF) 15.80
2nd: Joel Parkinson (AUS) 15.36
・セミファイナル
Heat 1: Jordy Smith (ZAF) 17.23, Filipe Toledo (BRA) 14.50
Heat 2: Joel Parkinson (AUS) 14.43, Tanner Gudauskas (USA) 14.33