トリプルクラウン第二戦のワールドカップを終え、今シーズンの幕を閉じたメンズWQSイベント。
2016年トリプルクラウン第二戦「ワールドカップ」はジョーディ・スミスが優勝
WQS最終イベントとなったワールドカップは、最もグレードの高いQS10,000イベントであるため、ランキングに大きな変化を与え、ボーダーライン上にいたサーファーによっては天と地ほどの差が生まれることに。
今回の記事は、ワールドツアー入りを左右する2016年度メンズWQS年間ランキングが確定したのでお届けします。
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WQSランキングの中から、ワールドツアーであるWCTにクオリファイ(ツアー入りの資格を得る)できるサーファーはトップ10のみ。
ただし、WQSトップ10に入り、なおかつWCTトップ22に入ったダブルクオリファイのサーファーはWQSから除外となり、ダブルクオリファイの人数に応じてWQS11位以下が繰り上げとなります。
2016年度WQS年間ランキングは以下の通り。
トップ10入りしたサーファーの中で、WCTサーファーはランキング順に、五十嵐カノア、ジェレミー・フローレス、ジャドソン・アンドレ、ジャック・フリーストーン。
この4名中、ジェレミーとジャックはWCTランキングで言えば、WCT最終イベントのパイプマスターズで優勝しない限り、WCTトップ22入りは望めないのでダブルクオリファイの可能性は限りなく低いです。一方、WCT24位のカノアとWCT25位のジャドソンはダブルクオリファイの可能性は十分にあり。
つまり、WQS11位のイズキール”ジーク”ラウとWQS12位のビノ・ロペスは、自力でのクオリファイはできなかったものの、カノアとジャドソンのパイプマスターズでの結果次第でクオリファイの可能性が残されていることになります。
カノアとジークはクイックシルバーのチームメイトなので、カノアとしてはパイプマスターズで結果を残し、ジークのツアー入りに貢献したいはず。
果たして、どのような結末が待っているのか!?WCT最終イベントのパイプマスターズは、12月8日からウェイティングピリオドがスタートとなります。
公式サイト「Billabong Pipe Masters」