2015年12月、パイプマスターズ開催直前のパイプラインでの練習中、ワイプアウトによって脳にダメージを受けたことから、2016年のワールドツアーイベントを全て欠場したオーウェン・ライト「Owen Wright」(27歳)。
しかし、オーウェンのこれまでの活躍が考慮され、2017年のワールドツアーはワイルドカードを与えられたことでツアー残留が決定。そして気になるコンテスト復帰戦として、オーストラリアで2月に開催されるWQSイベントに正式エントリーしたのですが、出場できるかどうかは未定との声が。
今回の記事は、オーウェン・ライトが2月にコンテスト復帰を果たすのか否かに関する内容をお届けします。
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2016年シーズンは完全にコンテストシーンから離れる事となったオーウェン。その間、ミュージシャンでありパートナーであるキタ・アレクサンダーとの間に子供が生まれたり、妹のタイラーがワールドチャンピオンに輝いたりと様々なことがありました。
そして今回はオーウェンがコンテスト復帰するというビッグニュースが。オーウェンがエントリーしたのは、オーストラリアのニューカッスルで開催されるサーフェストと呼ばれるQS6,000イベント。
ゴールドコーストでのワールドツアー初戦前のイベントとあり、ウォーミングアップとしてWCTサーファーも数多く参戦します。今年は、34名中16名のWCTサーファーがエントリーしているほど。
オーウェンの復帰戦としては申し分ない舞台なのですが、オーウェンの妹タイラーのコーチとして知られるグレン”マイクロ”ホールは、以下のように言及。
「オーウェンは意欲的なんだけど、まだ万全な状態じゃない。復帰に向けてゆっくりと前進はしてるけど、オーウェン本人を含めて、誰もが復帰時期を明言できない状況なんだ」。
オーウェンがエントリーしたサーフェスト(正式イベント名:Maitland and Port Stephens Toyota Pro)は、2月20日からウェイティングピリオドがスタート。オーウェンの元気な姿が見られるのかどうか注目ですね。
公式サイト「Maitland and Port Stephens Toyota Pro」
参照記事:「Wright's Surfest comeback?: Star enters Surfest despite doubts over return timeframe」
*オーウェン・ライトの怪我に関する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
ショートボード復帰したオーウェン・ライトの回復具合を示すフリーサーフ動画
2016年シーズンWCT後半戦の全イベント欠場をオーウェン・ライトが発表
パイプでの事故から半年!オーウェン・ライトがショートボード復帰を発表
SNSで本人が語った心境から察する想像以上に深刻なオーウェン・ライトの現状