現地時間3月17日(オーストラリア)、ゴールドコーストのスナッパーロックスを舞台にしたCT初戦となるメンズの「クイックシルバー・プロ・ゴールドコースト(Quiksilver Pro Gold Coast)」とウイメンズの「ロキシー・プロ・ゴールドコースト(Roxy Pro Gold Coast)」が開催。
昨日に続いてターン向けのグッドコンディションに恵まれた本日は、メンズがラウンド3ヒート7、ウイメンズがラウンド3まで終了しました。
今回の記事は、イベント3日目のリポートや動画、明日以降の波予報などをお届けします。
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ロキシープロのレポート
メンズのラウンド2終了後にラウンド3のみ開催された本日のウイメンズ。グッドコンディションに恵まれた本日はハイスコアが続出し、本日のシングルハイエストスコアとなったのは、ココ・ホーの9.83。
ココはバックアップスコアを揃えることができず、トータルスコアではジョアン・デフェイに敗退となりましたが、メンズ顔負けのパワーサーフィンは強烈でした。
*ココ・ホーの9.83ポイント@ラウンド3
パワーサーフィンに関しては、ココ以上にパワフルだったのがタイラー・ライト。スコアは9.00ポイント止まりとなったのは、ココの方がバリエーションに富んだライディングだったためでしょう。
*タイラー・ライトの9.00ポイント@ラウンド3
ウイメンズの本日のスーパーヒートは、カリッサ・ムーアとステファニー・ギルモアが出場したヒート4。結果的にはカリッサが勝ったのですが、記憶に残るサーフィンを見せたのはローカルのステフ。
ステフは一本目の波で、ウイメンズではまず見ることのないダブルバレルをメイクして9.17ポイントをマーク。その後、再びダブルバレルを狙ったライディングがあったのですが潰されることに。
ただ、二回目のダブルバレルの際は、ボードのノーズに前足をポジショニングし、ダブルピースサインをしながらバレルに吸い込まれていき、コメンテーター陣もストークするスタイリッシュさでした。
*ステファニー・ギルモア出場のR3H4ダイジェスト動画
https://youtu.be/C6VlOLmnS0k
クイックシルバープロのレポート
本日も朝から日没までのマラソンデイとなり、メンズはラウンド2ヒート3からラウンド3ヒート7まで終了。
ラウンド2では、イズキール”ジーク”ラウがフィリペ・トレド、イアン・ゴーベイアがジョシュ・カー、コナー・オレアリーが五十嵐カノアを破り、ツアールーキーの活躍が目立ちました。
スコアを振り返ると、イタロ・フェレイラとイズキール・ラウがパーフェクト10をマーク。イタロのパーフェクト10はインパクトの強いエアリバースのフルローテーション一発というライディング。
*イタロ・フェレイラのパーフェクト10@ラウンド2
https://youtu.be/GNb5ULNLebo
ジークのパーフェクト10は、スナッパーロックスのビハインドザロックと呼ばれるメインピークからのロングバレル。スナッパーにおけるお手本のようなライディングでした。
ジークはジョーディ・スミスと対戦したラウンド3でパーフェクト10をマークしたのですが、残念ながらヒート自体はジョーディの逆転ライドによって敗退となっています。
*イズキール・ラウのパーフェクト10@ラウンド3
https://youtu.be/SIU8XEf_nZs
ラウンド3で注目となったのは、ジョンジョン・フローレンスとマイキー・ライトの再選。マイキーはビハインドザロックからバレルをメイクして、同ヒートのシングルハイエストスコアとなる8.5をマーク。
しかし、バックアップスコアを揃えることができず、安定して7ポイント台を二本揃えたジョンジョンがビッグネームキラーのマイキーを抑えて勝利しました。
*ジョンジョンとマイキーのヒートダイジェスト動画
https://youtu.be/84RU6KW9KKc
今後の波予報
現時点において、ウェイティングピリオドの中でベストコンディションになると見られるのが18日(土曜)。現在のスウェルは20日(月曜)まで続く見込みですが、19日から風向きはオンショアとなる予報。
先行きは厳しそうなのですが、明日18日は確実にイベントが開催となると思われます。
*ハイライト動画
https://youtu.be/eNKVDJbauMA
*イベント情報は下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。
公式サイト「Quiksilver Pro Gold Coast」
公式サイト「Roxy Pro Gold Coast」
*2017年ワールドツアー初戦の過去記事は、下記リンクからチェックして下さい。