フィリペ・トレド Photo: WSL

現地時間7月19日(南アフリカ)、Jベイ(ジェフリーズベイ)を舞台にしたメンズのCT第6戦「コロナ・オープン・Jベイ(Corona Open J-Bay)」が開催。

イベント五日目の本日は、ラウンド4ヒート3~クオーターファイナルのヒート2まで終了しました。

今回の記事は、コロナ・オープン・Jベイ五日目となった本日のイベントレポート、今後の波予報、動画などをお届けします。


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イベントレポート

目を見張るほどのサーフィンに加え、ボートサーフィン、再びのサメ出没、番狂わせなどニュース満載となった本日。順を追ってお届けしていきます。

ラウンド4ヒート3からスタートとなった本日。オープニングヒートでは、南西風がオフショアとなるJベイで、デビルウインドと呼ばれる北寄りの風(北西~北東風)が吹いていたことからエアーゲームを選んだフィリペ・トレドが炸裂。

「風向きがエアー向きで、レールサーフィンするには厳しかった。だからエアー勝負に出て、上手くいったんだ」とのこと。

*フィリペ・トレドの9.00@ラウンド4
https://youtu.be/nvYmsrUJ-E0

*フィリペ・トレドのパーフェクト10@ラウンド4
https://youtu.be/ItkVh_B8PYQ

続くラウンド4ヒート4ではヒートスタート直後にお化けセットが入り、誰もがセットの餌食となる事に。サーファーの安全を守るセーフティボートも例外ではありませんでした。

そこでセーフティボートが波を喰らわないためにとった手段が、波に乗ってしまうこと。見事なライディングでした(笑)。

ラウンド5では、昨日パーフェクトヒートを飾ったジョーディ・スミスが、再びパーフェクト10をマークして母国のファンを沸かせました。

*ジョーディ・スミスのパーフェクト10@ラウンド5
https://youtu.be/3fjF25EfCUc

ラウンド5になると上位陣がぶつかる組み合わせになることも珍しくなく、現CTランクでトップ5に君臨するオーウェン・ライトがジョンジョン・フローレンスに敗退でアウト。

今イベントにおけるトップ5の敗退は、アドリアーノ・デ・スーザに続いてオーウェンが二人目。それだけ上位陣が順調な結果を残しているということです。

クオーターファイナルに突入すると、ガブリエル・メディナとミック・ファニングのヒート1で、再びサメが目撃されることに。ヒートは一時中断となり、ジェットスキーがサメをラインナップから離れた場所まで追い散らすことに。

その後、サーファーの意向を尊重し、ガブリエルとミックがヒート再開に了承したことからコンテストは継続となりました。

本日の最終ヒートは、ジョンジョンとフレデリコ・モライスが対戦したクオーターファイナルのヒート2。このヒートは非常にエキサイティングなヒート展開となりました。

ジョンジョンはいつもの強さを見せ、ヒート中盤で9ポイント台を二本揃えて、フレデリコをコンボ(コンビネーションの略)に追い込むことに。

しかし、メンタルが強かったフレデリコ。ヒート残り10分ほどで9.77をマークしてコンボを脱し、ヒート残り2分台で乗った波でパーフェクト10をマーク。ツアールーキーがワールドチャンピオンを破る快挙を成し遂げました。

*ジョンジョン・フローレンスvsフレデリコ・モライスのヒートダイジェスト動画
https://youtu.be/RhEJg97rdNY

ハイライト動画

本日のヒート結果と今後のヒート表

波予報

コンディションが激変したりと、余程のことがない限りは20日(木曜)がイベント最終日となるでしょう。

波は一日を通してサイズアップしていくということなので、朝一からのスタートとはならない可能性もあります。

*まとめ

日本と南アフリカの時差は7時間。日本の方が7時間早いので、現地時間の午前7時半にイベントスタートの場合、日本時間は午後2時半となります。

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公式サイト:「Corona Open J-Bay

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