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via WSL's facebook

様々な思いや葛藤を抱えながらコンテストサーフィンの最高峰であるワールドツアー入りを目指すQSサーファー。

そんなサーファーの一人が、来季のワールドツアー返り咲きを決めたオーストラリアのライアン・カリナン「Ryan Callinan」(26歳)。

今回の動画は、WSL(ワールドサーフリーグ)によるライアン・カリナンのプロファイル映像をお届けします。


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フリーサーファーとして世界トップレベルの実力を持ち、サーフムービーでその存在はCT(チャンピオンシップツアー)入り前から十分に知られていたライアン。

しかし、コンテストでは結果が出せなかったり、ビッグエアーによる怪我などに苦しめられ、ライアンが念願の初CT入りしたのは24歳であった2016年。

目標の舞台に到達したライアンでしたが、2016年のCTランクは34位となり、トップ22入りを逃したことからルーキーイヤーにしてツアー落ちの結果となりました。

再びのツアー入りを目指してQS生活に戻った2017年には父親が他界し、その一年後には母親も他界し、20代半ばにして両親を失う事に。

そんな悲しみをパワーに変え、今年、日本で開催された一宮オープンで優勝。さらにはポルトガルで開催されたQS10,000イベントでも優勝し、来季CT入りを確実のものにしました。

さて、ライアンのみならずジャック・フリーストーンなどもそうですが、フリーサーファーとしてはトップレベルにもかかわらず、CT入りしても活躍できないサーファーは多々います。

しかし、現状のジャッジ基準は非常に厳しくなっているので、明らかにライアンのようなサーファーにとっては有利なはず。

実際、2016年シーズンのワールドツアーではほぼ活躍できなかったライアンですが、ワイルドカード出場した今年のフランスイベントでは準優勝を決めていますし。

来シーズンのライアンがCTイベントにて、どのようなサーフィンで攻めてくるのか楽しみです。

ライアン・カリナンの過去記事