サーフィン界におけるビッグブランドであり、ライバル企業とも言えるクイックシルバーとビラボン。
昨年後半からクイックシルバーによるビラボン買収話が噂されていましたが、ついに現実のものとなりました。
今回の記事は、クイックシルバーによるビラボン買収に関するニュースをお届けします。
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1月4日(木曜)にビラボンの全株式買収が合意に達したという今回のニュース。買収額は負債込みで3億ドル(3.8億豪ドル)とのことです。
クイックシルバーと言えば、2015年9月に米連邦破産法第11条を申請し、昨年2017年には事業再編が完了して社名をクイックシルバーからボードライダーズに変更しています。
つまり、今回のビラボン買収は正確にはボードライダーズによるものです。ボードライダーズが抱えるブランドは、クイックシルバー(Quiksilver)、ロキシー(Roxy)、DC。
ビラボンが抱えるブランドは、ビラボン(Billabong)、ルーカ(RVCA)、エレメント(Element)、ボンジッパー(VonZipper)、エクセル(Xcel)など。
これだけの数のブランドがボードライダーズの傘下に入るということで、アクションスポーツ界最大規模の企業誕生とも言えるのではないでしょうか。
一昔前には、クイックシルバーのケリー・スレーター、ビラボンのアンディ・アイアンズといったライダー同士もバチバチのライバル関係だったので驚きのニュースです。
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参照記事:「Quiksilver parent company agrees to buy Billabong」