WSL(ワールドサーフリーグ)が2018年と2019年のライブ中継をFacebook(フェイスブック)にて独占配信を行うことを発表。
ただ、昨年2017年もFacebookとメディアパートナーシップを結んでいたので、どういった事なのか良く分からない方もいると思います。
今回の記事は、WSLが発表したFacebookとのパートナーシップに関するニュースをお届けします。
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昨年Facebookと手を組み、自サイトやアプリ以外からのライブ中継も可能となったWSL。
その成果として、Facebookにおけるライブ中継観戦者は1,390万人に及んだとのこと。国別ユニークビューアー数のトップ3は、アメリカ、ブラジル、メキシコだそうです。
そこで、今年は次なるステップとして、デジタル配信におけるライブ中継をFacebookの独占放送にするとのこと。
配信対象となるイベントは、ワールドツアーのCTイベント、QS10,000イベント、BWT(ビッグウェイブツアー)イベント、ワールドジュニアチャンピオンシップ。
さて、ここまでが発表内容となり、2017年と何が変わるかと言うと、2017年はFacebookでのライブ中継もあったものの独占ではなかったので、WSLサイトやアプリでも観戦可能でした。
ですが、今年からはFacebook経由でないとライブ観戦できないことになります。Facebook閲覧規制の入っている国などを考えると、どう転ぶか分からない賭けのような感じもしますが。
個人的にはFacebookでのライブ中継にも注目していたので試したりもしたのですが、WSLサイトからの中継の方が常にライブスコアをチェックできたりと、便利に感じていたので、Facebook一本化は何らかの改良がない限り、ビューアーフレンドリーとは言えないかもしれません。
今回のニュースを見る限り、Facebookの独占放送になることは分かりましたが、これはあくまでもデジタル部門に限定しての話だと思います。
先日お届けしたニュースでは、サーフランチ(ウェイブプール)イベントは主要ネットワークでの放送も考えているとの意見もあったので。
何にせよ、大きな変革の岐路に立っているWSL。ASP(WSLの前身団体)時代と異なり、経営陣がサーファーからビジネスマンに変わった事で、どれほどの変化をもたらすのか注目です。
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参照記事:「World Surf League (WSL) and Facebook Announce Groundbreaking Exclusive Distribution Partnership」