5月最後の週末に数年振りと言われるほど炸裂し、クラマスでのCTイベント以上に話題となったフィジーのクラウドブレイク。
記録に残るほどのコンディションとなったことから、同スウェルヒット時の新たな動画がいくつも公開されています。
今回の動画は、最新動画や各サーファーのストーリーなどをお届けします。
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まず紹介するのは、同セッションで一発目の波に突っ込んだデーン・グダスカス。チャージ後にジェットスキーに救助されたシーンなのですが、危険すぎるが故にアドレナリン全開な様子が分かる動画です。
週末のクラウドブレイクはパドルインでのビッグウェイブチャージが目立ったものの、パドルインでは乗れずにトウイン(ジェットスキーに牽引してもらって波に乗るスタイル)ではなければ乗れない波もあったとか。
そこでトウインサーフしたサーファーの一人が元BWT(ビッグウェイブツアー)ワールドチャンピオンのマクアカイ・ロスマン。
信じられないほど大きく口を開いたヒュージバレルに突っ込んで巻かれた様子を見ていた弟のコア・ロスマンは「兄貴は死んだと思った」と言うほど…。
当事者のマクアは「人生において何をしていようが、常に全力でチャージしなきゃならない。例え失敗してもそれだけの見返りがあるし、何もしなければ始まらないんだから」とのこと。クール過ぎる…。
最後の話題はケリー・スレーター。クラウドブレイクに行くためにクラマスのCTイベントを欠場したなどと、ワールドツアー軽視などの批判がありました。
でしたが、ケリーによるとクラマスイベントの欠場をWSLに伝えたのは随分と前の4月半ばだったとのこと。ギリギリまでヒート表に名前が残っていたのは万が一の復活に備えてのWSLの意向だったそうです。
ちなみに、批判コメントの中にはフリーサーファーであるハリー・ブライアントによる「ケリーは25年間、足を負傷しているんだよ」といった上手いコメントもありました(笑)。