ジョエル”パーコ”パーキンソンが今季限りのCT(チャンピオンシップツアー)引退を発表した昨日。
そんなパーコの発表に続き、今度は11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(46歳)もワールドツアー引退を宣言。
今回の記事は、ケリー・スレーターのCT引退発表に関するニュースをお届けします。
スポンサーリンク
これまでにも引退について触れてきたケリー。エイプリルフールにSNSで引退発言をしたり、2017年をツアー最後の年にすると言ったこともあります。
2017年引退に関してはおそらく本気だったと思うのですが、全力でワールドタイトルを狙いに行ってツアー生活に幕を下ろそうと考えていたケリーの思いとは裏腹に、Jベイでの足指骨折でツアー離脱となることに。
そんな事情からか、2017年でのツアー引退は実行とはならず、現在もCTサーファーとしての資格を得ています。ですが、骨折からの回復が思い通りに進まず、今季はJベイイベントまで全戦欠場続き。
そしてようやくツアー復帰となって昨日スタートしたJベイイベントにて、パーコ引退に絡むインタビューを受けたケリーは以下の発言をしました。
"Next year will be my last year on tour" - @kellyslater just announced his retirement on the #CoronaOpenJBay broadcast. pic.twitter.com/gv5NDGBqKM
— World Surf League (@wsl) 2018年7月2日
基本的なプランとしては、来年4月に向けて体調を万全の状態に戻して、来年をワールドツアー最後の年にしようと思ってる。
2020年東京五輪出場をもってコンテスト生活に終止符を打つ予定とこれまでにも言及しているケリーなので、今回の発言はとてもリアリティがあります。
おそらく2019年CTランクでトップ10入りをしてのオリンピック出場を狙っているはずですし。
ただし、気になるのは2019年のツアー残留資格を得られるのかという点。今季はWSLインジュリーワイルドカードでツアー残留となりましたが、2年連続でワイルドカード獲得となるのかは不明ですし。
もちろん、今季ツアー後半戦だけでトップ22入りし、自力でツアー残留を決める可能性もなくはないのですが。
もう一点気になったのが「来年4月に向けて」というポイント。来年はツアー大変革の年となるはずなので、その点も非常になるところです。
気になるポイントは多々あるものの、時間の流れと共にすべては明らかになってくることでしょう。
ケリーにせよパーコにせよ、残り時間は限られているものの、まだまだワールドツアーで見ることができるのは事実。じっくりと観戦したいところです。