Photo: WSL / Sloane

現地時間の2018年12月12日(ハワイ)、パイプラインを舞台としたメンズCTイベント最終戦「パイプマスターズ」のトライアルイベントが開催。

「パイプインビテーショナル」と名付けられた同イベントは、パイプラインのスペシャリストが数多く参戦する豪華なイベントとなりました。

今回の記事は、パイプインビテーショナルのイベントレポート、ハイライト動画、本戦となるパイプマスターズの波予報などをお届けします。


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パイプインビテーショナル

8日からウェイティングピリオドに突入していたパイプマスターズ。そのパイプマスターズの初日に開催となるのが、本戦出場者を決めるためのトライアルイベント「パイプインビテーショナル」。

ようやく開催となった本日ですが、波のコンディションは期待とは裏腹のトリッキーなチャレンジングコンディションとなりロースコアの連続。

乗れる波を見極め、一本でもミディアムスコアをマークできればラウンドアップという厳しいコンディションでの戦いとなりました。

出場者は主に、ノースショアローカルやパイプラインのスペシャリストに加え、今季QSで活躍したサーファーなど。

ライアン・カリナン Photo: WSL / KELLY CESTARI

そのパイプインビテーショナルを制したのは、2019年のCT返り咲きを決めているライアン・カリナン。

ライアンのコメントは以下の通りです。

最高の一日だったよ。他の出場者はコンディションが良ければ素晴らしいパフォーマンスを見せただろうけど、今日はコンディションがトリッキーだったから結果に影響を与えたんだろうね。

何度かパイプでのコンテストに出場していて、毎回戻って来る度にスペシャルだって感じるんだ。できれば本戦はグッドウェイブに恵まれて、良いヒートが出来ればって思ってる。

ちなみに、ライアンはもしもパイプマスターズで優勝すればCTでもトップ22する可能性があり、そうなればQSランク14位のイーサン・ユーイングにも来季CT返り咲きのチャンスが巡ってくるとのこと。

ベンジ・ブランド Photo: WSL / Heff

トライアルイベントから本戦となるパイプマスターズへのワイルドカード出場権を得られるのは2名ということで、ファイナルで2位となったベンジ・ブランドもパイプマスターズ出場が決定。

ベンジは昨年に続き、今年も準優勝という結果で二年連続のワイルドカード獲得となりました。

去年と全く同じ結果になったね。去年も信じられなかったけど、再び同じことが起きるなんてクレイジーだよ。

パイプでは多くの時間を費やしていて、リーフやちょっとしたニュアンスなんかも分かってるから、アドバンテージを活かして本戦でも何ヒートか勝ち上がれればって願ってる。

ハイライト動画

2018年パイプマスターズの出場者全員が決定したということで、ようやく出揃ったラウンド1のヒート表は以下となります。

パイプマスターズの波予報

本日のコンディションを考えると、明日はサイズダウンするということなので開催は厳しいように思われますが、開催を予想している方が多いようです。

現地時間の明日13日はフェイスで6~8フィートで風は強い東南東風が吹く予報。その後数日は少しサイズを落とし、強めの東風。

次なるサイズアップは16日(日曜)で、最大セットで20フィートまでサイズアップする予報となっています。

まとめ

スウェルと風を考えると、本戦の開催がいつになるのか予想が難しい所なので、まずは明日のファーストコールのチェックが欠かせません。

日本とハワイの時差は19時間で、日本の方が19時間進んでいます。

現地時間の12月13日午前7時半にイベントスタートの場合、日本時間は12月14日午前2時半となります。

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公式サイト「Billabong Pipe Masters

今季パイプマスターズ

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