今年2018年初頭、オアフ島ノースショアのパイプラインを舞台とするパイプマスターズの2019年開催許可がハワイから得られなかったというビッグニュース。
でしたが、2019年のCT(チャンピオンシップツアー)スケジュールの発表により、何とか2019年の開催許可を得る事ができたとの報告がされましたね。
今回の記事は、2019年のみならず2021年までのパイプマスターズ開催許可を得たとWSL(ワールドサーフリーグ)が発表したので、ハワイでのWSLイベント関係のニュースをお届けします。
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WSLの発表によると、2019~2021年のWSLイベントとしてホノルル市から開催許可を得たのは以下のイベント。
*Volcom Pipe Pro, Banzai Pipeline, January 29 - February 10
*HIC Sunset Pro, Sunset Beach, October 28 - November 10
*Hawaiian Pro, Haleiwa Ali'i Beach, November 13-24
*Vans World Cup, Sunset Beach, November 25-December 7
*Billabong Pipe Masters, Banzai Pipeline, December 8-20
2019年のみならず、2020~2021年のパイプマスターズ開催が確定という事で、サーファーやサーフファンにとって一安心と言えるニュース。
ですが、今回の発表コメントには気になる表現がありました。
2019~2021年は従来通りのウェイティングピリオドにこれまでと変わらぬ会場でイベント開催の機会を得ました。
CTイベントスケジュールが2019年には大変革の年と言われたものの、例年通りのスケジュールとなったのはすでにお届けしていた通りです。
大変革は2020年へと先延ばしになったと思ったのですが、大変革のためにはパイプマスターズの開催が1月か2月にならなければ当初の青写真に沿う事ができず、2021年までパイプマスターズは従来のウェイティングピリオドでの開催許可を得たと発表。
つまり、2021年いっぱいまでは従来通りのCTスケジュールが継続になると考えると、今回の発表は大変革が水に流れたとも受け止められる内容と言えるのではないでしょうか。
もう一点気になったのは、トリプルクラウン第二戦となるワールドカップの日程。2018年よりもウェイティングピリオドが1日伸びています。
実はウイメンズのCTイベント最終戦「マウイプロ」が、2019年からはワールドカップと同じくサンセットビーチで同時開催になるとの噂があります。
この噂は信憑性が高く、WSLによる2018年のイベント情報は以下。
2019年は以下の通り。
2019年は会場が「ハワイ」だけに変わっていて、「マウイ」という言葉がなくなっているので怪しいですね。
しかも、ワールドカップの日程が一日長くなったのは、男女同時開催となることが理由であると考えるのと納得といった印象を受けます。
様々な憶測が生まれると言える今回のWSLの発表。CTスケジュール大変革やウイメンズCTイベント最終戦の会場などについては、新たな情報がリリースされ次第、随時お届けしていきます。
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公式サイト「WSL」