コンテストシーンにおける実績としては若手ナンバー1であることは間違いないブラジリアンのガブリエル・メディナ「Gabriel Medina」(25歳)。
ジョンジョン・フローレンスも凄いのですが、ガブリエルはブラジリアン初のワールドチャンピオン、史上最年少ワールドタイトル、史上最年少ワールドツアー入りなど数々の記録をもっているので。
今回の記事は、ガブリエル・メディナのコンテストシーンにおけるサマリー、そしてコンテストでの素晴らしいパフォーマンス動画をお届けします。
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17歳であった2011年のミッドシーズンにCT入りしたガブリエル(当時はミッドシーズンローテーションというシステムにより、シーズン中盤にCTサーファーの入れ替えがあったため)。
ちなみに、17歳でのツアー入りというメンズでの史上最年少記録は、コロヘ・アンディーノとフィリペ・トレドに並ぶ記録です。
そんな2011年、ガブリエルはフルシーズンではなくハーフシーズンのみCTイベントに出場し、なんと2イベントで優勝してCTランク12位となっています。
そして2014年には、ケリー・スレーターと並ぶ20歳という史上最年少ワールドチャンピオンとなり、ブラジリアンとして初のワールドタイトル獲得という偉業を達成。
昨年2018年もワールドタイトルを獲得したので、ガブリエル本人も目標として掲げている3×ワールドチャンピオンまであと一歩となっています。
ちなみに、3回のワールドタイトルを目標としているのは、トム・カレン、アンディ・アイアンズ、ミック・ファニングなど過去の偉大なチャンピオンでも3回で記録がストップしているためでしょう。
さて、エアリアルが持ち味のサーファーとして台頭したガブリエルですが、今回の動画でメインと言えるのはバレル。
信じられないほどディープバレルを何本もメイクしていて、バレルの中では確実にフォームボール(波がブレイクした後の泡)に乗り上げているはずです。
なのですが、ワイプアウトせずにメイクしてくるので、他のCTサーファーを上回る類まれなスキルがあると言えますし、見ていて鳥肌が立ってしまいます。