Photo: WSL / AQUASHOT

かつてはCT(チャンピオンシップツアー)イベントが開催されたりと、ワールドクラスのサーフエリアとして知られていたアフリカ大陸沖合に浮かぶレユニオン島。

ジェレミー・フローレスやジョアン・デフェイといった現役CTサーファーのホームです。

そんなレユニオンは現在、シャークアタック件数最多エリアとして知られるようになり、先日再びサーファーがシャークアタックの犠牲となることに。

今回の記事は、レユニオン島で発生したシャークアタックのニュースをお届けします。


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シャークアタックが発生したのは5月9日(木曜)のことで、発生現場は2005年のCTイベント会場であった西海岸のサン・ルー。

犠牲者となった28歳の男性サーファーはシャークアタックにより足を噛み千切られ、サン・ルーの港へと連れ戻された時にはすでに息を引き取っていたとのこと。

事故発生時、犠牲者は3人のサーフ仲間と一緒に海に入っていて、仲間は犠牲者を陸地まで連れて行こうと試みたものの、実現できなったそうです。

さて、今回のケースはレユニオン島でシャークアタックが多発し始めた2011年以降、24件目の事故となります。

世界的に見てシャークアタックが発生しても命を落とすケースは割合的に低いのですが、レユニオン島の場合は異なり、死に至ったケースは今回で11件目。

これほど頻発している事態を受け、政府は一時期サーフィン禁止令まで発令していて、現在はシャークアタック予防策としてシャークネットの整備されたエリアのみサーフ可能となっています。

しかし、今回シャークアタックが発生したエリアは、これまで同様に対策の施されていないサーフィン禁止エリアだったそうです。

サメの種類はオオメジロザメと見られています。シャークアタック多発の理由としては、サメは時期に合わせてエサとなる魚を捕食するために海を移動します。

ですが、地球温暖化の影響からレユニオン島周辺でエサが一定エリアに留まり、そのためオオメジロザメが多く生息しているとの意見もあります。

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参照記事「Shark attack kills surfer off France's Reunion

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