現CT(チャンピオンシップツアー)ランク11位のコナー・コフィン「Conner Coffin」(25歳)。
エアゲームがもてはやされる現代において、オールドスクールとも言えるレールゲームでサーフファンを唸らせる渋いサーフィンが特徴のカリフォルニアサーファーですね。
今回の動画は、コナー・コフィンによる昨年2018年の世界各地でのフリーサーフィン映像をお届けします。
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2016年シーズンから、五十嵐カノアと同じくCTサーファーとしてデビューしたコナー・コフィン。
当時はコロヘ・アンディーノとナット・ヤング以来、なかなかカリフォルニアからCT入りするサーファーがいなかったので、二人共カリフォルニアサーファーとして注目されました(カノアは後にアメリカから日本国籍へ変更しましたが)。
そんな二人の興味深い共通点として、2016年はすでにエアゲームが当たり前となっていたものの、カーヴィングを武器にCT入りした点。
エアゲームが一般的になっていたとは言え、2015年ワールドチャンピオンのアドリアーノ・デ・スーザを見ても分かる通り、ターンを制するものが世界を制すといった流れは根強かったためではないでしょうか。
また、メイク率がそこまで高くないリスキーなエアゲームよりも、安定してメイク可能なカーヴィングでスコアを出せる方が、長い目で見て有利と言った戦略もあったと思います。
ですが、2018年シーズンからジャッジ基準がシビアになり、同じパターンのカーヴィングを繰り返してもハイスコアを得られなくなることに。
にもかかわらず、コナーもカノアもツアーで今も活躍しているという事は、バリエーションの幅を広げてジャッジ基準に対応している証であり、今後のさらなる活躍が見込めるサーファーと言えますね。
話を戻すと、今回の動画はCTイベントの合間にコナーが好きなサーフエリアを訪れてフリーサーフした際の動画のコンピレーションとのこと。
もっとも長めの映像となっているのは、フィジーのクラウドブレイクと見られるレフトとなっています。