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Photo: Lawrence

7月31日までウェイティングピリオドとなっているビッグバレルイベント「Rip Curl Cup Padang Padang(リップカール・カップ・パダンパダン)」。

つい先日の波予報記事において、今年2019年の開催は厳しいかもしれないとの内容をお届けしたのですが、スウェル予報に変化が見られ、7月22日(月曜)午前6時半スタートの開催予定で動き出しました。

今回の記事は、リップカールカップ@パダンの波予報と新たに発表されたヒート表に関するニュースをお届けします。


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7月22日にハイアラートが発令されたリップカールカップ@パダン。22日は周期の長いパワフルな南西スウェルが、午後にピークへと達する見込み。

スウェルの向きは211度と、パダンパダンのセカンドボウルに良いアングルとなっていて、スウェルが一日中続く予報であることからハイアラート発令に至ったとのこと。

ただし、現地へと観戦に訪れる場合、当日になって予報通りのコンディションにならなければイベントはオンにならない点にだけ注意が必要。自然相手なのでしかたのないことなのですが。

とても興味深いのは、新たに発表されたヒート表。ビッグウェイブイベントでは、特にインターナショナルサーファーで出場を見送るサーファーも多く、出場サーファーが変更されることが多々あります。

まずはヒート表をチェックして見て下さい。

当初予定されていたものの欠場となるインターナショナルサーファーは、ジャック・ロビンソン、タジ・バロウ、カイ・オットン、バロン・マミヤの4名。

ジャックとバロンは、QS10,000イベントであるUSオープンの開催目前と言う時期でのハイアラートとなってしまったためでしょう。

ショッキングなのは、ミック・ファニングが選出した4名中3名のサーファーが出場取り止めとなった点です…。ただし、代わって選出されたサーファーも豪華。

昨シーズンのWOTW勝者の松岡慧斗、リー・ウィルソン、クレイ・マルゾ、ネイザン・フローレンスとなっています。

リーに関しては元インドネシア国内チャンピオンですが、父親がオーストラリア人であり、リー本人もオーストラリアで暮らしていた時期があるためかインターナショナルサーファー枠となっています(笑)。

波のサイズ的には、22日はローカルスケールで4~6フィートとイベント開催ギリギリのサイズなのですが、松岡の参戦が決まったということで楽しみなイベントとなるのではないでしょうか。

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参照記事「Rip Curl Cup On High Alert For Monday, July 22nd Start At Padang Padang

2019年リップカールカップ@パダンの過去記事