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昨年訪れ、すっかりと気に入ってしまい今年もサーフトリップにやってきたインドネシアのジャワ島に位置するチマジャ。

当初はチマジャとパチタンの2か所に行く予定だったものの、パチタンの波予報が良くなかったのでチマジャのみとなることに…。

昨年学んだラマダン時期に今回は訪れたり、ローカルの移動方法でチマジャからジャカルタに移動したりと、去年のレポートより一歩踏み込んだ経験をしました。

今回の記事は、2019年5~6月時点の情報をもとに個人旅行スタイルでのチマジャへのサーフトリップ情報や現地で撮影した動画をお届けします。


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チマジャ

昨年のレポートでもお伝えした通り、波がハード過ぎずパドルアウトが楽なことから、私のような日本人の一般サーファーには最高なサーフスポットと言えるチマジャ。

私が訪れたのはラマダン(日が昇っている日中は断食)時期で、この時期を狙ったのはローカル曰く、ローカルサーファーは海に入れないため。

実際には海に入っているローカルサーファーはいたのですが、しっかりとイスラム教の教えに従うサーファーの方が多く、ローカルサーファーの数は少なかったです。

海が空くのは良いのですが、ラマダン中はローカルレストランも閉店しているのが少し辛いです。外国人サーファー向けのレストラン、そして一部のローカルレストランは外から分からないようにオープンしたりもしているのですが。

ちなみに、ラマダンの断食は日中限定なので、日が暮れた夜になるとローカルレストランもオープンしています。

チマジャへのアクセス

日本からチマジャへのアクセスは、まずはジャカルタへと飛行機で飛び、ジャカルタからは陸路での移動となります。

フライト

フライトは直行便もありますが、安く済ませたいのならば少し移動時間は長くなりますが経由便がベスト。現在の傾向を見ていると、サーフボードチャージ込みのトータル料金ではマレーシア航空のセールが一番安いです。

マレーシア航空のセールは頻繁に行われていて、今年で言えばすでに6回ありました。平均して月1回近いハイペースですね(笑)。

気になる値段は成田発着のフライトでジャカルタならば4.5万円ほど。バリ島行きは3.9万円ほどと提示されているので、かなり安上がりとなります。

マレーシア航空の場合、マレーシアのクアラルンプール経由となるので、私はこれまでエアアジアを頻繁に使っていて同じくクアラルンプール経由だったので似たような感じです。

ただし、LCCのエアアジアと比べ、マレーシア航空はレガシーキャリアなので座席の空間が広く、食事は出るしドリンク(アルコールを含む)は飲み放題、個人モニターで機内エンターテイメントもありとサービスは雲泥の差が(前述したサービスはLCCならば全て有料)。

特に座席の広さは大きな違いです。私は飛行機では通路側に座り、エアアジアで奥の席の人がトイレに立つ時に足を通路に出しますが、マレーシア航空ならば足を手前に引けば人が通れますし。

陸路の移動

まずは陸路移動の朗報として、昨年はジャカルタ空港から5時間ほど掛かっていた移動時間なのですが、早ければ3時間半ほどとアクセスが楽になりました。

理由としては高速道路が伸びたためで、深夜早朝以外は確実に渋滞にハマるボゴール市内を高速道路で抜けることができるようになったのです。

空港からチマジャまでの移動は、基本的に滞在予定のチマジャのホテルなどにチャータータクシーを手配することになり、値段はおよそ800~1,000k(約6,400~8,000円)。ドライバー付き車一台の値段なので、人数が多ければ一人当たりの値段は安くなります。

私は昨年、空港からタクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」を使って安く行けるかトライしたものの、グラブドライバーに「(遠距離の)チマジャまでの送迎は禁止されてる」と数人に断られ、最終的に空港タクシーで倍近い値段を払ってチマジャに行くという苦い経験をしました。

ただ、どう考えても高いので、ジャカルタ空港からではなくジャカルタ市内からチマジャへの移動ですが、チャータータクシー以外の手段を試してみました(笑)。

ジャカルタ市内からはグラブでチマジャへの移動も問題なく、料金は500k(約4,000円)ほど。この話をローカルの友達にすると、「チマジャのチャータータクシーはレンタカーを使うから高くなるんだ」と言われ、レンタカー代が加算された料金ということで納得しました。

グラブを使えば安くなりますが、それでもローカルにとっては高いはず。そこで、完全にローカルの移動方法でもチマジャからジャカルタ市内を往復してみました。

需要が少ない体験談とは思いますが、興味のある方は下記リンク先をチェックして下さい。

チマジャの宿

前回ステイしたのはオンライン宿泊サイトにも掲載されていた「Cimaja Square(チマジャスクエア)」。

ステキな宿なのですが、サーフスポットまでのアクセスに少し難ありなので、今回は昨年訪れた時に仲良くなったローカルに紹介してもらった「Daun Daun(ダウンダウン)」にしました。

ダウンダウンはローカルから空き情報を聞いていたので事前予約なしで訪れ、プライベートバスルームとエアコン付きのダブルルームで、長期滞在割引をしてもらって一泊約1,200円ほど。

値段については交渉次第なので、もしもダウンダウンにステイする場合、この値段を引き合いに出したりしないで下さいね。旅の参考になればと記しているので、良識ある行動を願っています。

宿のスタッフはみんな最高でした。インドネシアを旅する方なら分かると思いますが、外人サーファー相手のローカルは擦れている場合が多いのですが、宿スタッフといったローカルは給料制のためか、ボッタくろうという気がなく親切そのものです。

ダウンダウンの詳細、そしてチマジャでお勧め宿に関しては下記リンク先からチェックして下さい。

まとめ

2年連続でのチマジャトリップだったため、勝手知ったるといった感じで楽ではあったもののドキドキがほぼ無いサーフトリップでした。

次はドキドキを求め、これまで行った事のないエリアを考えています。

サーフトリップ情報を通じて、海外トリップに行ってみたいと思ってくれるサーファーが増えてくれれば嬉しく思います。

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今回のサーフトリップ詳細については、下記リンク先の姉妹サイト「World Surf Travel」からチェックして下さい。

リンク先「World Surf Travel

昨年のチマジャトリップのトラベルガイド