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プロアマ問わず、もはや珍しくもないと言えるほど普及しているサーフィン中のGoPro撮影。

最も多い撮影方法はサーフボードのノーズに設置した自撮りですが(撮影が楽なため)、プロサーファーのメインとなるのは口にくわえたPOV撮影。

口にくわえることから「マウスマウント」や「バイトマウント」と呼ばれ、ライディング中のサーファー目線の撮影が可能になります。

今回紹介する動画でも、メイソン・ホー、クレイ・マルゾ、シェルドン・パイションの3名はみなGoProを持ってサーフィン。

今回の記事は、GoProでPOV撮影するために必要となるマウスマウントのアクセサリーなどといったグッズの紹介をします。


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GoProのマウスマウントは様々なメーカーがリリースしていて、どれを選べばよいのか選択肢が広くて難しいところ。

そこで、実際に私が使用していてお勧めできる一般サーファー向けマウスマウント、最近のプロサーファーの中で主流となっているタイプのマウスマウントを紹介します。

一般向けGoProマウスマウント

私が使用しているのは、2年前くらいはプロサーファーの利用者も多かったMyGo(マイゴー)というブランドのマウスマウント。口でくわえる部分はマウスピース型になっています。

このマウスマウントにはネックストラップが付いているので、ストラップを首に掛けることでGoProを海で落としたとしても問題ありません。

また、基本的にはMyGoマウスマウントとは別売りとなるフロート(浮き)をGoProに装着するので、GoProを失くさないためにもネックストラップとフローティで二重の保険を掛けることが可能。

メリット

・格安のマウスピース型マウスマウント(フロート付属)もあり、レビューを見ると噛む部分が弱くて噛みちぎれたなどのコメントもあるけれど、私はMyGoを2年ほど使っていて耐久性は問題なし

・ネックストラップとフロートにより海でGoProを失くす可能性は極めて低くて安心

・海の中でGoProが邪魔になれば、ネックストラップがあるのでGoProを背中に乗せて放置することも可能

デメリット

・マウスマウントとフロートの両方を購入するので値段は少し高くなる(耐久性には問題ある製品もあるそうですが、安価でフロート付きのマウスマウントもあるため)

・マウスピース型ということでゴツくて海で少し恥ずかしい…

・ネックストラップが少し短いので、ライディングラストでGoProを手に持ち替えて引きで自分を撮影することができない(長めのストラップに交換すれば可能ですが)

プロに人気のマウスマウント

最近のプロサーファーが使用しているマウスマウントの大半はマウスピース型ではないシンプルなタイプ。

今回の動画を見ても分かりますが、ネックストラップも使用していません。プロの場合、大抵のPOV映像はバレルライドで、バレルメイク後に手に持ち替えて引きで撮影することで本人証明にもなるので、ネックストラップは邪魔なのでしょう。

メリット

・シンプルなので海で持っていてもあまり目立たない

・フロート付属で値段が安い

デメリット

・海で落としたとしてもフロートで浮くから問題ないものの、浮くということは波のパワーをもろに受けてインサイドまで流されるので回収が面倒くさいし、リーフブレイクならGoProが破損する恐れも

・ラバーで覆われたマウスピース型と違い、噛む部分が体に接触した場合は危険

・ネックストラップがないので海では常に口にくわえるか手持ちしか選択肢がない

特例となるネックストラップ代わりのリーシュコード

これは少し特殊なGoProマスターのブレット・バーリーによる手法。ブレットはMyGoのマウスマウントを使用しているものの、ネックストラップは未使用。

ネックストラップの代わりに使っているのが腕に装着するリーシュコードで、リーシュコードが信頼できるとのことでフロートを使用していません。

フロートがあるとモニターをチェックできなくなるので、プロとしてすぐに撮影した動画をチェックしたいという思いもあるのだと思います(撮影アングルの確認など)。

詳細はGoPro撮影のアドバイスが詰まった下記リンク先をチェックして下さい。

まとめ

GoProのPOV撮影は、自分目線の映像となるので初めての方にはとても新鮮に映ると思います。

個人的には海外で早朝サーフする時、海を撮影したいけどバイクにスマホやカメラを残しておくのはリスキーなので、GoProで海を撮影してそのまま海に持っていくという使い方が重宝しています。

ちなみに、サーフィンのPOV撮影するためにこれからGoPro購入を考えている方は、GoProの最新版であるHero7 Black(Hero7の最上位クラス)が絶対お勧め。

Hero7 Blackから搭載されたハイパースムーズという機能を使うと、動画撮影時のブレがほぼないプロ並みの動画撮影が可能となるためです(そろそろ時期的にHero8が発売されるかもしれませんが…)。

最後に、メイソン・ホーによるGoPro撮影動画をチェックして見て下さい。使用しているのはHero7 Blackです。

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